■伊賀鉄道が百周年ロゴマーク
伊賀鉄道は開業百周年を記念するロゴマーク=図=を作成した。百周年記念のイベントやグッズ、PRなどに活用する。
伊賀鉄道は1916(大正5)年8月8日、旧三田村を通る関西本線と旧上野町を結ぶ地方鉄道として、上野駅連絡所(現・伊賀上野駅)・上野町駅(現・上野市駅)間三・九`の区間に開業。のちに名張町まで延伸され、参宮急行電鉄伊賀線、近畿日本鉄道伊賀線と運営主体の変更を経て、平成19年からは第三セクターの伊賀鉄道として経営されている。
百周年記念ロゴマークは、開業時から現在までの代表的な車両四形式の正面と上野市駅をデザインした。
友の会会員募集総会列車を運行
伊賀鉄道友の会は2016年度の会員募集を開始した。入会者には410円区間の乗車券(硬券タイプ)と伊賀鉄道クリアファイルがプレゼントされる。
会員は三種類。@正会員は年会費が必要で、年会費は一般千円、学生(高校生以下)七百円、法人三千円(いずれも一口)。A定期券会員は、伊賀鉄道の定期券購入者で入会を希望する人。Bボランティア会員は、ボランティア活動などに参加する人。AとBは年会費無料だが、入会特典はない。
同会の16年度総会は27日、上野市駅と伊賀神戸駅を一往復する臨時列車「総会列車」で催される。上野市駅を午後1時17分に発車し、同2時22分に帰着する。
参加対象は15年度または16年度の会員。当日、上野市駅で入会手続きを行えば総会列車に乗車できる。総会列車の運賃は無料。途中駅からは乗車できない。
往復の列車内では、総会のほか、ビンゴゲーム、古い車両の映像の上映などがあり、乗車した全員に総会列車の運転士用時間表などがプレゼントされる。 申し込み、問い合わせは上野市駅窓口(電話0595・21・3231)、伊賀鉄道総務企画課(電話0595・21・0863=平日の午前9時から午後6時まで)へ。
■桔梗高美術部が卒業制作展・3年生4人が集大成の力作
県立名張桔梗丘高校美術部の卒業制作展「作家の窓展」が9日から13日まで名張市元町、イオン名張店のリバーナホールで催された。卒業生4人が3年間のクラブ活動を集大成し、11人の1、2年生も1点ずつ作品を寄せて先輩の卒業を祝福した。
出展は53点。油絵を主体にアクリル画や立体などもまじえ、高校生らしいみずみずしい感覚の作品が並んだ。
1人で22点を出展した長谷川まどかさん(伊賀市小田町)は、油性の色鉛筆をつかった独自の手法による作品を披露。「何歳で始めたのか記憶がない」というほど小さなころから手がけている技法を駆使し、犬や猫、山羊など自宅で飼っている動物を丹念に描きあげた作品を発表した。
14歳で公募展にデビューして以来、入選や入賞を重ねてきた長谷川さん。高校1年のときにはパリ国際サロンドローイングコンクールに初挑戦で入選を果たし、パリで行われた授賞式に招かれて、フランス画壇でもデビューを果たした。4月からは滋賀県の成安造形大学に通い、洋画を学ぶ。
増井さつきさん(伊賀市島ヶ原)は油絵五点を出展。写実的な作品から想像で描いた世界まで、「好きなものを好きなように描いてきました」という。大学に進学するが、「絵は高校で卒業です。卒業制作は生涯最後の作品のつもり」。
山田彩乃さん(名張市朝日町)は8点を出品。リスやキリンなど「可愛いと思うものを題材にしました」といい、「一時とてもハマってました」というたこ焼きの絵も並んだ。春からは福祉系の大学で学ぶ。 勝田結衣さん(伊賀市波敷野)は7点を披露。中学の美術部で水彩画を描いていたが、高校で挑戦した油絵は「難しかった」という。ディズニーシーなどお気に入りの場所のほか、高校3年間の時間経過を表現した作品も出展。一般の大学に進学する。
■多彩に展示と発表・名張公民館まつり
名張市上八町の名張公民館が一年間の活動の成果を披露する「名張公民館まつり」が12、13両日に催され、地域住民が交流を進めた。
同館を拠点に活動する生涯学習、俳句、絵手紙、絵画、写真、手編みなど14のサークルが、館内の講座室やホールなどに力作を展示、訪れた人を楽しませた=写真下。
両日にわたって、名張地区の住民団体などが腕をふるったクッキー、おでん、焼きそば、たこ焼き、菓子、パンなどの模擬店も人気を集めた。 13日には、隣接するADSホールで舞台発表も行われ、民謡、太鼓、太極拳、謡曲、コーラス、日舞、大正琴、カラオケ、ダンス、フラメンコなどのサークルが多彩なプログラムを披露した。
■4月から忍者・忍術学の前期講座
三重大学伊賀連携フィールド「忍者・忍術学講座」の2016年度前期講座は、4月から9月まで6回にわたって伊賀市上野丸之内、ハイトピア伊賀3階のコミュニティ情報プラザホールで催される。
問い合わせは三重大学人文学部チーム(電話059・231・9194)、伊賀市総合政策課(電話0595・22・9620)へ。
日程とテーマ、講師は次のとおり。時間はいずれも午前10時30分から正午まで。
▽第1回=4月9日「伝書に記される忍術」山田雄司さん(三重大学人文学部教授)
▽第2回=5月21日「伝承される忍術」川上仁一さん(三重大学社会連携特任教授)
▽第3回=6月11日「歌舞伎に見る『忍者』」稲本紀佳さん(三重大学大学院人文社会科学研究科院生)
▽第4回=7月16日「現代スポーツの常識にはない武術の身体運用法」甲野善紀さん(松聲館)
▽第5回=8月20日「古武術的身体操法」脇田裕久さん(三重大学名誉教授)
▽第6回=9月10日「忍者・忍術と本草学」山本好男さん(三重大学社会連携センター教授)
■スタジオききょう「あなたがスター」
歌謡スタジオききょうが主催する「芸能大会2016あなたがスター」が26日午前9時30分から名張市松崎町のアドバンスコープADSホール(名張青少年センター)で催される。入場無料。
カラオケをはじめ、日舞、詩吟、扇舞、歌謡吟、童謡など多彩なステージがくりひろげられる。
日舞では、関西地方で活躍する藤間流の藤間勘司若さんと勘司若社中を、詩吟では、NHKテレビやラジオ、全国名流大会ショウなどで活躍する吉村應洲さん(日本吟剣詩舞道連盟吟士権者、日本クラウン所属)を迎える。
ゲスト歌手は名張出身の三人のみなさん。つつじが丘出身のAkiさん(アキ・ミュージックオフィス、神奈川県厚木市在住)、下比奈知出身の吉永みきおさん(join大阪在住)、本町出身の三川ゆりさん(徳間ジャパン)がレパートリーを披露する。
連絡先は歌謡スタジオききょう(電話0595・64・8778、相馬金哉さん)。
ボランティアガイドと歩こう 4月25日、「大谷方面・頓子地蔵散策」を行う。午前9時20分、名張産業振興センター・アスピアに集合し、同30分出発。コースは、アスピア・北出橋(南町沈み橋)・大谷・下頓子地蔵・北出橋・山村家前・観音寺跡・(現)観音寺・神饌田・アスピア(正午ごろ)。約5キロを歩く。定員40人。参加費200円(保険料を含む)。申し込みは、住所、氏名、生年月日、電話・ファクス番号を記入し、はがき、ファクス、電子メールで名張市観光協会(〒518‐0713 名張市平尾3225‐10、駅前案内所=電話・ファクス0595・63・9087、アスピア事務局=電話63・9148/ファクス63・9138、電子メールinfo@kankou-nabari.jp)へ。
中庭開放 4月10日まで名張市丸之内の名張藤堂家邸で。午前9時から午後5時まで。月・木曜は休館。入館料は一般200円、高校生100円、小・中学生無料。問い合わせは市教委文化生涯学習室(電話0595・63・7892)へ。 名張桜まつりイベント 4月9日、名張中央公園で。模擬店、フリーマーケット、舞台イベントなどがある。荒天時は10日。問い合わせは実行協議会(電話0595・63・0080)へ。
名張産業振興センターAspia貸室のご案内
絵画、陶器、写真等の展示会に!
ダンス、お花、お茶等サークル活動に!
パソコン、書道等講習会に!
その他、講演会、演奏会、会議、会合、パーティーに!
ぜひお気軽にご利用ください。
お申し込み・お問い合わせ先=名張商工会議所総務管理課(電話0595・64・5353、HPアドレスhttp://www.nabari.or.jp/aspia/aspia.html)
名張商工会議所女性会エアロビクスのご案内
▽日時=毎週土曜日(第5土曜日は休み)午後7時30分〜8時30分
▽場所=名張産業振興センターアスピア
*3月26日(土)は都合により、名張市武道交流館いきいきでおこないます。
▽講師=松山比香里先生ほか
▽参加費=1人1回500円。動きやすい服装、靴でお越しください。
▽持ち物=タオル、飲み物等。
※都合により場所の変更がある場合もありますので、名張商工会議所HP女性会バナーもしくは電話63・0080までお問い合わせください。 【名張商工会議所/電話0595・63・0080】
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美術部卒業制作展で力作を披露した長谷川さん、増井さん、山田さん、勝田さん(左から)=名張市元町のリバーナホールで
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