■小野バレエスタジオがあす「コッペリア」などで発表会
名張市桔梗が丘一番町に本部教室を置く小野バレエスタジオ(代表=小野晴子さん)の発表会があす二十日、松崎町のアドバンスコーブADSホールで催される。幼児から一般までの生徒約五十人がレッスンの成果を披露する。後援は名張文化協会と小野バレエスタジオ母の会。
プログラムのメインとなる「コッペリア」は、自動人形コッペリアをめぐる恋物語を軸にしたバレエ作品。第三幕より「鐘の広場」を上演する。ほかに「小品集」「バレエコンサート」など多彩なステージとなる。
ゲストダンサーはモンゴル出身のラグワスレン・オトゴンニャムさん(牧阿佐美バレエ団)、野辺誠治さん(野辺恵バレエスタジオ)、柄本武尊さん(フリー)。演出・振付・指導は小野晴子さんと亜子さん。指導助手は坂友生乃さん。 午後一時三十分開場、二時開演。入場無料。問い合わせは同スタジオ(電話0595・65・0504)へ。
■6高校美術部が「KNIT展」 伊賀地域六高校の美術部が合同で力作を披露する「KNIT(ニット)展」が八日から十二日まで名張市丸之内の市総合福祉センターふれあいで催され、高校生など入場者でにぎわった=写真下。
今年で十三回目。平成十七年、伊賀地域にある名張桔梗丘、名張、上野工業(現・伊賀白鳳)の三高校の美術部が交流を目的に「美術部員による、みんなのための美術展」を企画。伊賀(I)という地域名と桔梗丘(K)、名張(N)、工業高校(T=テクニカルハイスクール)という校名の頭文字を組み合わせ、英語で「編み込む」「結び合わせる」を意味する「KNIT」を名称に第一回展を開催した。
今年はスタート時の三校に上野、桜丘、名張西・名張青峰が加わった六高校の美術部が参加。一年生から三年生まで合計五十四人の部員が、油彩画、水彩画、アクリル画など多彩な作品を一点ずつ出展。例年より大作が目立ち、ワークショップなどもにぎわった。 来年三月で閉校を迎える名張桔梗丘高校の美術部にとっては、これが最後のKNIT展となった。
●第三十八回三重二紀展 八月二十三日から二十七日まで三重県総合文化センター(津市一身田上津部田)の第二ギャラリーで。二紀会三重支部(松本善造支部長)のメンバー二十人が出展。午前九時三十分から午後五時(最終日は四時)まで。入場無料。 |
発表会を控えてレッスンに励む生徒たち=名張市桔梗が丘市民センターで
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