■■ 10月28日(土)■■

 
■式年御造営奉祝大祭・大村神社秋まつりは2日から
地震の護(まも)り神として知られる伊賀市阿保、大村神社(金山修宮司)の式年御造営奉祝大祭は10月8日、境内を中心に行われ、約2千人が参拝、完成を祝った。
青山ホールから花火の号砲と共に出発した稚児らの行列は、大村神社に到着、奉祝大祭が始まった。
御扉開扉(みとびらかいひ)後、金山修宮司による祝詞(のりと)奏上、舞姫神楽がとり行われ、宮司に続き参列者が玉串拝礼を行った。
午後からは拝殿前で記念式典があり、来賓らのあいさつに続き鏡開きがあった。また、境内では西宮本獅子舞、阿保東部区獅子舞、別府区獅子舞の保存会が参拝者の見守る中で伝統の舞を披露した。奉祝のもち撒きも3か所であり、多くの人が福を求めて集まった。
11月2日から3日は大村神社の例祭・秋祭りが盛大に行われる。
2日は午前九時から祭講参拝があり、午後6時に常夜灯と提灯に点灯。6時30分から宵宮祭が営まれ、7時30分からは獅子舞の奉納。西宮本、阿保東部区と昨年再興された別府区の3区の獅子舞が参拝客の見守るなかで伝統の舞を披露する
境内には午後5時ごろから露店が並び、家族連れなど多くの参詣客がつめかける。名張市内の住宅団地など市外から訪れる人もある。
3日は午前11時から例大祭。地域の安全を祈願する祝詞が奏上され、つづいて浦安の舞を奉納。午後零時20分からは、煮え立つ釜の湯を笹につけて参拝者に振りかけ、災いをはらって諸願成就を祈る湯神楽神事。同30分から、みこしとなまずの山車の清祓式、40分から奉祝の餅まきが行われる。
2日から21日まで奉祝書道展も開かれる。 問い合わせは同神社、電話0595・52・1050まで。

■竹田恒泰氏記念講演会・日本人はなぜ日本のことを知らないのか
名張ロータリクラブは7日、ADSホール(松崎町)で創立55周年記念事業として、作家で明治天皇の玄孫(やしゃご)竹田恒泰(つねやす)氏を招き講演会を開催した。テーマは「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」。竹田さんは昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれ、慶應義塾大学法学部を卒業。「語られなかった皇族たちの真実」(小学館)で第15回山本七平賞を受賞した。全国17か所で竹田研究会を主宰している。※講演内容は伊和新聞で。