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12月23日(土)
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■共同募金寄付・市仏教会らが122万
名張市仏教会(稲垣大宣会長)と同会評議会(富永巖会長)は12月14日、名張市役所を訪れ、恒例の歳末たすけあい運動で寄せられた浄財122万5943円を市と市社会福祉協議会に寄付した。
同会に加盟する35か寺が11月から寺単位で檀信徒に協力を呼びかけた。この日は5人が市役所を訪れ、亀井利克市長に寄付金を手渡した=写真。
市仏教会の歳末たすけあい募金は昭和51年から始まり、一時期途絶えたが、今回で21回となる。寄付金のうち92万594
3円は市共同募金委員会(古谷久人会長)を通じて、新年を迎える時期に支援を必要とする人のために役立てられ、市内の養護老人ホームや養護施設などに配布される。
市危機管理室には30万円が寄付され、市内で大きな自然災害が発生した場合に活用される。寄付は13年目となり、今年390万円が積み立てられた。 稲垣会長は「檀信徒の方のお気持ちを届けていただき、有意義につかっていただければ」と話していた。寄付金を受け取った亀井市長は「10月におこった東山霊園の被害にも、仏教会さんには大変ご協力をいただいた。寄付金は有効に使いたい」とお礼を述べた。
■女性団員の活動表彰・県消防協伊賀支部
伊賀市と名張市の女性消防団員の活動の場を広げようと、県消防協会伊賀支部(伊賀地域防災総合事務所内)は12月9日、伊賀市四十九町の県庁舎で女性防団研修・交流会を開催、関係団員ら34人が参加した。同会はこれまで団活動の啓発事業として災害対応能力向上を目的とした研修会のほか、優良消防団員表彰などを行っている。
岩木政己支会長は両市の女性団員を前に「消防団の意識と役割をこの研修で十分にとらえ、充実した団活動に役立ててほしい」とあいさつ。続いて一般社団法人リスクウォッチの長谷川祐子代表理事が「女性消防団レベルアップへ」と題した講演を行い、アメリカ式の幼稚園児事故防止方法や国内各地で活躍する女性団員の活動を紹介、参加者らは熱心に聞いた。長谷川さんは「2回目の講演ですが、皆さんの消防士としてのレベルは上がっている」と称賛した。 午後からは実践を兼ねた研修があり、捜索救助に使用するクリビング技術を学んだ。人形を使い、4インチの角材でやぐらを組み、助ける救助活動に足立淑絵さん(名張市議)は、「勉強になった」と話していた。
■松本君知事賞 河川・護岸愛護ポスター
川や海の役割と大切さについて、理解と関心を深める平成29年度河川・海岸愛護ポスターの審査がこのほどあり、名張市立桔梗が丘南小学校1年生の松本有史君(7歳)が三重県知事賞に選ばれ、12月6日、同校校長室で表彰式が行われた。募集は県内の小中学校児童と生徒が対象で932点の応募があった。県知事賞など8賞に24人の作品を選び、佳作には同校の須澤悠愛(はるあ、3年生)さんが選ばれた。 県土整備部の松本英之課長から「よくできました」と賞状と図書カードを受け取った松本君は「うれしいです」と返事。ポスターの題名は「うみたいせつ」。青い海の中を魚と一緒にシュノーケルを付け泳ぐ姿を描いたもので、あくまでも松元君が想像したものだそうだ。作品の感想を聞かれると、「魚に光るラメをつけたのがむずかしかった」とふり返った。