■■ 1月12日(土) ■■

 
■珠算で3つ目の快挙!南中1年生小谷涼太君
竹島珠算簿記学校に通う名張市立南中学校1年生の小谷涼太君が、昨年11月25日に行われた、公益社団法人全国珠算学校連盟主催の珠算検定試験で10段に合格した。昨年は1月の全国珠算教育連盟主催の珠算検定と6月の日本珠算連盟主催の珠算検定にも10段に合格し、今回で3つ目の快挙になる。
竹島正記校長によると、これら主催の違う3つの検定の10段に全て合格するのは名張では2人目。さらに、1年の間に3つの合格は三重県では初めてで、全国でも極めて珍しいという。
10段問題の掛け算を例にあげると、10分間で指先を約4千回も動かさないといけないが、それを3回でも間違えると合格はないという厳しさ。竹島校長は「すごいことをやってくれた」と大絶賛。「本人のやる気、家族の理解と協力、指導者の熱意の3本の柱がそろってこそ成し遂げられる記録だ」と話す。
小谷君は、2つ年上の姉・彩花(あやか)さんの影響で、小学1年生のときからそろばんを始めた。彩花さんも現在、珠算9段、暗算10段を持っている。お姉ちゃんがライバルだと振り返る小谷君は「ライバルがいることで刺激になる、ライバルは大事」という。
入塾後、指使いや反応、数的感覚が優れていると感じた竹島校長は、両親に早い段階で競技生になることを勧めた。その翌年、大会に出場するまでに成長。現在、自宅には獲得した50個以上のトロフィーと100枚以上の賞状が並び「数えられないぐらいで、もう置くスペースがなくなってきた」と笑みを浮かべながら話した=写真上。
そろばんは始めたころから大好き。最近は、週4回で1回2時間程度の練習量だそう。大会の前夜は早く寝る。そして当日の朝は、早起きし指を動かしてから会場に向かう。体調管理は重要だ。 好きな教科は、英語と社会。数学ではないのが愛嬌(あいきょう)だ。性格は、物静かだが、静かに燃えるタイプ。将来の夢はまだないが、今年2月の日本珠算連盟の暗算10段を取るのが今の目標。合格すると、暗算も3つになる。「集中力が鍛えられているので、そろばんをやっていてよかった」という小谷君に、竹島校長は「この経験は今後、いろんなところに生かされると思う。将来、社会で役に立つ人間になってほしい」と語った。

■年賀状でレンズを大幅割引・フジモリで恒例人気セール
名張市内と榛原区に3店舗を展開する「メガネセンターフジモリ」で新春恒例の人気セールがにぎわっている。「年賀状でメガネが安い!」として定着したサービスだが、今年は携帯番号でも、本人、家族分であればOKで、「さらにお買得です」と呼びかけている。2月3日まで。
お年玉付き年賀ハガキ番号と携帯番号が当選番号に合致していれば、そのケタ数に応じてレンズの価格が安くなる。フジモリのどの店舗でも有効で、下1ケタが合っているだけでも、値引する破格のサービスだ。
特に遠近両用レンズや度数の強い方など、レンズによって見えごこちが違う高品質レンズでも、ケタ数によって大幅に安くなり、フレームも全品がお買得価格になっている。当選番号は6ケタすべてが合っていれば希望するレンズが無料でプレゼントされ、下5ケタで60パーセント、下4ケタで40パーセント、下3ケタで30パーセント、下2ケタで20パーセント、下1ケタで10パーセントが割引となる。
そのほか、末尾2ケタ以上が同じ数字の連続となっているゾロ目も当たり番号となる。
年賀状及び携帯電話の当たり番号であれば、本人以外に家族のものでもOK! 当たりハガキがない人でも、セール期間中の割引価格となる。 当選番号は641970(名張駅前店)、658530(桔梗が丘店)、852110(榛原サンクシティ店)、さらにゾロ目も当選になる。

■名張は12年ぶり選挙突入・今回も激戦必至 横一戦の伊賀
春の統一地方選挙の投票日が昨年の12月8日未明、参議院本会議で、全会一致により可決した。都道府県と政令指定都市以外の市区町村の首長、議員選挙を4月21日とする特例法が成立したことになる。春に執行される三重県議会議員選挙の名張市と伊賀市選挙区は共に激戦が予定される。特に定数2の名張選挙区には新人の動きが見られる。さらに議席を目指す候補者もあるなど、12年間続いた「無風区」が一変、選挙モードとなる様相が強い。一方、定数3の伊賀市では、すでに新人を含めた4人が鎬(しのぎ)を削り、新年を迎えた。両市とも今回は、厳しい選挙戦は必至で春一番が吹き荒れそうだ。 ※続きは伊和新聞でお読み下さい。購読のお申し込みは伊和新聞社、名張市上八町1482、電話(63)2355まで。

■20周年迎え歴史講演・武田氏と家康の抗争
戦国乱世を生き抜いて、徳川幕府を作り上げた徳川家康の生き方を学ぼうと設立された「家康を語る会」が創立20年を迎えた。それを記念する歴史講演会「武田氏と家康の抗争〜苦闘の浜松在城時代〜」が1月20日(日)午後1時30分から「名張市武道交流館いきいき」で開かれる。入場無料。講師は「家康を語る会」の会長・川崎記孝さん。 家康は明智光秀の本能寺の変の後、伊賀越えで最大の危機を乗り越えたが、彼の生涯で最大の敵だったのは武田信玄だったとされる。その武田氏と抗争に明け暮れた浜松時代をたどるのが、今回のテーマ。