■容器包装プラスチック・白色トレイ 4月から燃やすごみに
名張市は2月18日の全員協議会で、現在、資源ごみとして週1回収集している「容器包装プラステチック」及び月1回収集の「白色トレイ」を資源ごみとしての収集を取りやめ、週2回の「燃やすごみ」の日に、有料ごみ袋に入れ、他の燃やすごみと一緒に排出するよう説明した。
小型家電は、資源ごみの新たな1品目として、月1回の「資源ごみの日」に、地域の資源ステーションへの排出、収集とする。また、「乾電池」の収集を3か月ごとから月1回に増やす。月2回の「燃やさないごみ」の排出、収集は月1回に変更する。この変更は4月1日からとする。
市民への説明は?
これについて、議員から様々な意見が出された。「住民は聞いていない」「区長会で説明しただけだ」「住民とは区長のことか」などの発言が相次いだ。
市によると地域(区長会)への説明は、名張、蔵持、川西・梅が丘、錦生、箕曲、青蓮寺・百合丘、国津、桔梗が丘、つつじが丘・春日丘で現在調整中(未説明)の地区もある。 市によると今までに出された意見は「周知期間が短い」「有料ごみ袋が増える、値下げをしないのか」「1回の排出量が増え、ごみがあふれる」「カラスなどによる産卵が心配」などの意見が出されている。
■勝手神社の「神事踊」ユネスコ無形文化遺産「風流踊」候補に
伊賀市山畑の勝手神社で奉納されている「風流踊」を文化庁の文化審議会無形文化遺産部会が「ユネスコ無形文化遺産への提案候補」に選定したという通知が2月19日、伊賀市にあった。同踊りは現在「国指定重要無形文化財」に指定されており、選ばれる可能性は高い。伊賀市では天神祭りの楼車(ダンジリ)がユネスコの無形文化遺産に指定されており、選定されれば伊賀市の伝統文化財が世界的に評価されることになる。 神事踊保存会長の北村忠則さんは先輩が築きつないでくれたおかげで今がある。ユネスコの看板を抱えれば、多くの人に見に来てもらえる。若い人にも励みになる」と喜びを。前会長の中林正悦さんも「これを機に皆で取り組もうという意識が高まる。若い学童たちにも家族たちが推めてくれればありがたい」と喜びを語っていた。
■名張市民情報センター内に名張市多文化共生センター開設
名張市は2月15日、名張市平尾の市民情報交流センターNabarie(なばりえ)内に多文化共生センターを開設することをあきらかにした。
このセンター内にはスポーツジム、ケーブルテレビクリニック、薬局、近鉄ガスなどのテナントが入っている。 支援センターでは@会議室A印刷機の利用B大判たれ幕の作成、印刷。市民活動推進のための調査研究、相談C各種情報の収集、ホームページ、メルマガ、フェイスブックによる発信提供、図書委の貸し出し等を行っている。
|
市議会全員協議会で説明する担当者
かっこ踊り
面と太鼓を持って説明する保存会の北村忠則会長(左)と中林前会長(右)
|