■■ 8月8日(土) ■■

 

■「メガネ大感謝祭」メガネセンターフジモリ
名張市内と榛原に3店舗を展開するメガネセンターフジモリは、「お客様に快適で見やすいメガネを提供する」を心がけ、サービス向上に努めている。その為に、お客様の要望をしっかり聞き、一人一人に合わせた測定や、フレーム調整、それにレンズ選び、フレーム選びをサポートしている。
桔梗が丘に出店して早や30周年
フジモリ桔梗が丘店は、今年で30周年を迎える。それを記念してフジモリ全店で「メガネ大感謝祭」を開催中だ。開催期間は9月30日まで。期間中はメーカーにも協力してもらい、良い商品を喜んでいただける価格で提供する。「良いメガネをぜひこのチャンスにお求め下さい!フレームだけでも、レンズだけでも大歓迎です!」との事だ。
また同店は高い技術も売りだ。その一つに両眼視機能検査がある。「見る物がダブって見える、目の位置が少しズレてくる。目が疲れやすい…等は、両眼視機能の問題かもしれません。親身になってお聞きします。技術を主に置いているフジモリならではのメガネ造りを体験して下さい」とアドバイスしている。
喜ばれている2つのポイント
・ジュニア(小1〜中3)世代の方は、成長期で度数が変わりやすい。「ジュニア保証」を付けていれば、2年間内に何度、度数が変わっても無料で交換OK!
・白内障で手術した方の術後のメガネの度数変換は1年間「シニア保証」で安心!

■今年はサプライズ花火
毎年恒例の名張川納涼花火大会だが、今年は当初開催予定だった東京オリンピックによる警備不足の不安から、秋開催を予定していた。その後、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、4月には中止を決定した。
しかし疲弊した心のケアと今後の経済復興を願い、また歴史ある大会を継続させたいという目的から、7月23日の海の日に打ち上げられた。
花火は密を避けるため、打上日時・場所を告げず、観覧席も設けない「サプライズ花火」という形で開催された。
打ち上げた場所は名張川左岸(黒田地区のセンシン株式会社の敷地内)で火災等の心配のない場所が選ばれた。打ち上げられたのは75発。仕掛け花火も見られた。主催者は例年通り名張川納涼花火実行委員会で名張市、名張商工会議所、名張市観光協会、15地域の地域づくり協議会の共催で行われた。

■いが再発見 No129 賀上野城下町ホテル・栄楽館
伊賀忍者発祥の地で、城づくりの名手、藤堂高虎が築いた町並みや建物が残る伊賀上野に江戸末期の歴史的建造物の古民家を改修した通称、城下町ホテルがこの秋、オープンする。放置され空き家になっている町家や蔵を宿泊施設や飲食店などに改造して観光まちづくりにつなげようと、伊賀市と民間業者が提携して設計した。3棟が夏以降、順次に開業予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でスケジュールが変更。その1棟で、10月に開業するメーン棟の「栄楽館」はすでに改修がほぼ終わり、オープンを待つだけ。伊賀市の担当者とともに中をのぞいた。
上野市駅から銀座通りを南へ歩いて7、8分行ったところに栄楽館はある。案内してくれるのは伊賀市役所・空き家対策室主査の森下英樹さん(42)。塀に囲まれた由緒ありそうな建物である。中に入ると石畳の向こうに玄関。左手前はクロマツを主体にした庭になっている。森下さんによると「まだ開業前なので手入れはされていません。これからです」という。庭師が入れば、立派な庭が復元されるに違いない。それほど雰囲気があるのだ。それもそのはず、この屋敷は漢方を扱う元生薬問屋で、江戸末期に建てられた。それを明治の初めに料亭に改築。その後、平成に入り所有者から市に寄贈されて、昨年3月の閉館まで市の施設として利用されてきたのだ。
さっそく中を見せてもらう。「その前に」と森下さんが案内してくれたのが玄関前にある1室。「3棟が完成した時点で、ここがすべてのホテルのフロントになります。予約の業務もここで。ほかの2つも歩いて行ける距離にあるので、分散型ホテルといったらいいのでしょうか」
7400万円をかけて改修した栄楽館の客室は3つだけ。1つ目は1、2階の6畳2間にバストイレつき。バスはもちろんヒノキ風呂。2つ目は6畳3間。まだベッドは入れられていなかったが豪華になりそうである。1、2階を階段でつないでいるが、2階の天井には親指大のサクラ材が放射線状に張り巡らされている。かつては茶室にでも使われたのであろうか。
泊まってみたいと思ったのが蔵を改造した3つ目の客室。入って右側にヒノキの風呂。水はもちろん張ってないが、明るくて、湯船につかりたい気がする。入ったらいい気持ちだろうな。蔵の2階に上がる。太いハリがむき出し。秘密の部屋の雰囲気がある。小さな窓から外も見えるのだ。蔵で遊んだ経験がある人間には妙に懐かしい。「改修工事では以前の状態をなるべく残すように工夫しました。少しでも昔のままを生かしたいから」と森下さん。
続きは8月1日号の伊和新聞に掲載しています。
※ご購読は名張市上八町1482 伊和新聞社 電話63局2355まで。定価月760円(郵送地区別途)、一部200円。


サプライズで行われた名張の花火



今秋オープンする伊賀上野城下町ホテル・栄楽館の前に立つ伊賀市役所の森下さん


蔵を改造した部屋には明るい照明のヒノキ風呂