■■ 9月19日(土) ■■

 

■9月21日(月)〜30日(水)は秋の交通安全運動
9月30日(水)は「交通事故死ゼロを目指す日」
秋の全国交通安全運動が21日から30日まで行われる。重点目標は次の通り。(参考:内閣府発行・全国交通安全運動パンフレット)
▽子供を始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保…車両の運転者は横断歩道における歩行者優先のルールを徹底しましょう。歩行者は交差点では信号確認をして横断歩道でも走行車両がないことを確認してから渡りましょう。自転車にも交通ルールがあります。自転車安全利用五則を守りましょう。@自転車は、車道が原則、歩道は例外。A車道は左側を通行。B歩道は歩行者優先で、車寄りを徐行。C安全ルールを守る。D子供はヘルメットを着用。
▽高高齢運転者等の安全運転の励行…高齢者運転による事故が多く発生しています。安全運転について家族で話し合ってみましょう。運転免許証を返納する制度があります。運転に不安を感じたら、警察の安全運転相談窓口で相談しましょう。どの座席でも必ず「シートベルト」を着用、6歳未満の幼児は「チャイルドシート」を使用してください。「チャイルドシート」は、子供の体格に合ったものを正しく使用しましょう。
▽夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止…夕暮れ時や夜間の時間帯は、反射材を身につけて自分の位置を知らせることで、事故を防ぐことができます。夕暮れ時には自動車や自転車の早めのライト点灯を心がけましょう。わずかなお酒でも、運転能力・判断能力を鈍らせます。飲酒運転を根絶しましょう。またゆずり合いの気持ちを持って「あおり運転(妨害運転)」はやめましょう。

■9月20日から26日は動物愛護週間です
9月20日から 26日は動物愛護週間です。
この週間は、「動物の愛護及び管理に関する法律」に 基づき、ひろく国民に動物の愛護と適正な飼養について 関心と理解を深めてもらうために設けられています。
家庭に心のやすらぎとあたたかなふれあいをもたらす ペットたち。彼らにとって、飼い主は生きていくための唯一のよりどころです。だからこそ、飼い主 は、ペットに愛情を注ぐたけでなく、正しく最後まで責任をもって飼い続ける覚悟が必要です。
今回は、ペットの飼い方について考えてみようと思います。
◎ペットを飼う前に
考える10のポイント
@動物の飼育が可能な住宅ですか? 集合住宅にはペットの飼育が禁止されているものもあります。 賃貸住宅や集合住宅では管理規約を守りましょう。
A動物を飼えるライフスタイルですか? 世話をする時間が十分に取れるかよく考えましょう。
Bご近所に迷惑をかけないよう配慮できますか? 鳴き声、臭い、フンの放置などが近隣トラブルの元になって います。
C動飼うことに家族の同意はありますか? ペットを飼うのに、家族の理解と協力は不可欠です。家族全員が飼い主として接しましょう。
D家族に動物に対するアレルギーはないですか? 飼ってから症状が出ることも多くあります。 事前によく確認しましょう。
E快適に過ごせる環境を作ることができますか? ペットが落ち着けるハウスやトイレなどを設置する余裕が必要です。
F毎日、世話に時間をかけることができますか? 毎日の給餌、排泄物の始末、散歩、健康管理などしなくては ならないことがたくさんあります。
G生涯にかかる費用を負担できますか? エサ代、病気の治療費、老齢期の介護や治療などたくさんの お金がかかります。
H寿命を全うするまで一緒にいることができますか? 犬や猫は十数年以上生きます。その間に飼い主に起こるかも しれない変化について考えておきましょう。
I万が一、飼えなくなった時のことを考えていますか? 普段から、親戚や知り合いに頼める人を決めておきましょう。

ペットを飼い始めたその日から、その命はあなたにゆだ ねられます。毎日の世話、住居環境、経済的状況…もし、不安や不確定要素があるのなら、今はペットを飼 わない方が良いでしょう。ペット天寿を全うするまで、数年〜十年に渡る年月を、ともに過ごす喜びをもって飼い続 けることができるか、ペットを幸せにする努力を続けられるか…もう一度自分に問いかけてみてください。
ペットを飼う本当の楽しさは、責任と努力の向こうにあります。
※資料提供=名張市地域環境部環境対策室

■いが再発見 No132 国登録有形文化財(建造物)パネル展
私たちの周りには、時代の特色をよく表し、あるいは再び造ることのできない建物がたくさんある。その貴重な文化財を守り、地域の資産として活用しようと1996年(平成8)に制定されたのが「文化財登録制度」だ。三重県には現在、263件の国登録有形文化財(建造物)があるが、三重県建築士会では9月12日から2か月にわたり県下6か所で初めての「国登録有形文化財(建造物)パネル展」を開催する。伊賀地域は10月3、4の2日間、伊賀市内の「ハイトピア伊賀」で開かれる。名張市では12件、伊賀市では県下で最も多い15件の同文化財がある。両市とも戦災に遭わなかったのが主な理由という。
国登録有形文化財(建造物)パネル展は今月12日、北勢地区の桑名市の「六華苑 番蔵」からスタートする。同展を企画した三重県建築士会・文化庁事業部会長の岩見勝由さん(69)はその意図をこう説明する。「三重県には263件の同文化財があります。建築士会はこれまで文化財の建物の調査、見学者のためにトレーディングカード(内容説明カード)などを作ってきましたが、パネル展は初めての試み。県民の皆さんにどんな文化財があるかをもっと知ってもらいたいのが目的です」
建設後50年を経過したものという原則の上に、同文化財に登録できるには3つの基準があると、岩見さんはいう。「@は国土の歴史的景観に寄与しているもの。例えば灯台。鳥羽・志摩には菅島、安乗埼(あのりざき)、大王埼と3つもあります。これだけ灯台が並んでいるのは珍しいでしょう。Aは造形の規範となるもの。これは例えば著名な建築家の作品です。その人が亡くなれば2度と作れませんからBは再現することが容易でないもの。これは北勢の朝日小学校の円形校舎が入ります。再び建てるのが容易ではないからです」
ほかに挙げてくれたのが近鉄宇治山田駅舎。1931年に建てられ、当時の雰囲気がいまも残っているのが貴重という。登録された中では最大の建物。鈴鹿市には第1回文化勲章受章者で、歌人の佐佐木信綱の生家がある。信綱が6歳まで育った家。彼はまた有名な唱歌「夏は来ぬ」の作詞家としても知られる。大台町にある旧舟木橋も珍しい……
続きは9月5日号の伊和新聞に掲載しています。
※ご購読は名張市上八町1482 伊和新聞社 電話63局2355まで。定価月760円(郵送地区別途)、一部200円。


秋の交通安全運動啓発ポスター


「国登録有形文化財(建造物)パネル展」を企画した三重建築士会の岩見勝由さん