四季それぞれの素材が味わえる
山水園の会席
 秋の味覚ならおまかせください―。大自然の懐に抱かれた名張市の湯元・赤目山水園は、春なら山菜、夏はアユやヤマメと、四季折々の素材を生かした料理が自慢。秋の主役はむろんマツタケだ。
 赤目は古くからマツタケの産地として知られる里。昔ながらの香り高いマツタケを味わいたい向きには、伊賀肉すき焼き(一人六千八百円から)か秋会席(同五千円から)がおすすめ。さらに焼きマツタケかマツタケの土瓶蒸しを追加すれば、秋の味覚を心ゆくまで堪能できる。
湯元赤目 山水園
名張市赤目町柏原1203
電話:0595-63-1034(代)
季節のマツタケ すき焼きか秋会席で
肌にやさしい“美人と健康の湯”
温泉三昧、あじ三昧
至福の時がそよぎます
 山水園は一九七六年の創業。吉祥の湯、甘露の湯を備え、泉質は単純弱放射能鉱泉。神経痛や筋肉痛などに効果があり、赤目四十八滝の行楽を終えて立ち寄る人もあれば、滝まで行かずに入浴だけを楽しむリピーターも。
 山里の自然と静寂の中、ゆっくり温泉に入り、おいしい料理をたっぷり味わえば、どんな疲れもたちまち吹っ飛んでしまう。リフレッシュに最適のスポットとして、地元はもちろん大阪や奈良などから訪れるファンも多い。入浴料は大人八百円、小人五百円(四歳以上)。宿泊は一人一万五千円から。 

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