伊賀の北泉優子さん随筆集『辛口あま酒』
 伊賀市丸之内の作家、北泉優子さんが同市文化都市協会からエッセー集『辛口あま酒』=写真左=を出版した。同協会が発行している「ぶんと通信」の連載をまとめたもので、伊賀の気質や風土を温かい視線で綴っている。
 北泉さんは東京で脚本家として活躍。伊賀組紐の世界を描いた初の小説「忍ぶ糸」が映画化され、話題を呼んだ。東京から伊賀市に拠点を移し、同協会の理事を務めたことから、連載の話がまとまった。
 新書版サイズで210ページ。1000部を発行。

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