戦艦大和の乗組員だった北川茂さんが体験を講演 地元バンドのステージも |
戦争の話を聴いて、平和について考えてみませんか―。戦争体験者の講演と地元アマチュアバンドのコンサートによる「ライブ・えーど ピース・えーど NABARI05」が21日、名張市青少年センターで催される。実行委員会(大野信育委員長)主催。 第1部では、 太平洋戦争末期の昭和20年4月、沖縄への出撃途中に米機の攻撃で沈没した戦艦大和の乗組員だった北川茂さん(豊後町)が講演。質問コーナーも設けられる。 北川さんは昭和17年、18歳で広島の大竹海兵団に入団。20年2月、世界最大の戦艦だった大和の乗組員に配属された。攻撃を受けて沈没する大和から脱出し、海面に浮いた丸太につかまっているところを救助船に救出された。乗組員3千4百32人のうち、生存者は2百69人だった。 第2部はライブコンサート。弾き語り、アカペラ、ミュージックベルなど、公募も含め八バンドが出演の予定。最後は全員で「平和にチャンスを」を演奏。平和の大切さを訴える。 午後1時から4時まで。入場無料。問い合わせは実行委員会(電話・ファクス0595・61・0775)へ。 |
ライブ・えーどピース・えーど開催
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