「ゴミを捨てないで」 花火大会で呼びかけ
 名張ロータリークラブ(神山紀生会長)と下部組織の名張ローターアクトクラブは、二十四日に催される名張川納涼花火大会にゴミを出さないよう協力を呼びかけている。
  花火大会では近年、見物客が捨ててゆくゴミの量が増加。翌日早朝には、それを見かねた市民有志が会場一帯に集まり、ゴミを拾う奉仕作業を行うのが恒例になっている。
  名張ローターアクトクラブは一九七五年に発足し、赤目滝と名張・桔梗が丘両駅や、市内にあるカーブミラーの清掃活動などをつづけていたが、九二年から花火大会翌朝の清掃に参加。
名張ロータリークラブも参加していたが、今年は花火大会の前にゴミを減らすための啓発に重点を置くことにした。
  ローターアクトクラブの呼びかけは次のとおり。
  花火大会翌日、ボランティアのみなさんや、シルバー人材センターのみなさん、周辺住民のみなさんなど、多くの方々がゴミを拾うことで、会場周辺はきれいになります。おそらく、花火大会の前よりもきれいな状態になっていると思われます。しかし、こういったイベントに参加する方ひとりひとりが、ゴミを捨てないという意識をもつこともまた、大切なことではないでしょうか。
  私たちはこれからも、一団体として清掃をつづけていこうと思います。一方で、微力ながら少しでもゴミを捨てる人が減るような働きかけについて考えていけたらと思います。
  今年もまた、名張の夜空を色とりどりの花火が彩ることでしょう。ぜひ、新町河原にもきれいな朝の風景を…!
花火大会のゴミが散乱する新町河原
(昨年七月二十五日早朝)

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