14日開幕のキリム展で活動を再開
ギャラリー30

再起の第一歩をしるします│。伊賀市槇山のアート&クラフト「ギャラリー30」で十四日、「国境なき遊牧民の敷物・キリム展」が開幕した。
  同ギャラリーは一九九七年にオープン。画家・上田誠克さんと妻の郁子さんが二人三脚で運営をつづけていたが、誠克さんが今年四月に死去。それ以来、活動が停止していたが、郁子さんが周囲の強力を得て再開させることになった。
  展示は、トルコやイランなどの遊牧民によってつくられる平織りの敷物・キリム=写真。素朴なデザインと染め色の美しさにひかれ、中央アジアを訪ねて機械織りでない本物を探しつづける静岡市の浦田浩之さんが四百点を出展する。二十三日午後二時から浦田さんのトークタイムも。
  二十四日まで。午前十時から午後六時(最終日は四時)まで。入場無料。月・火曜定休。問い合わせは同ギャラリー(電話0595・42・1260)へ。

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