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名張市は19日、市議会全員協議会で、現行の区長制度を改め、新しい地域づくり制度に移行する最終案を示した。関係条例案は3月議会に提案される。現在の区長設置規則を廃止、区長は市長の委嘱制から届け出で制に変更、名称については、区長、自治会長いづれかを選択制にする。区長、自治会長が並存する地域は、いづれかに統一する。また、現在ある名張市区長会、地区区長会は廃止される。地区区長会の機能は、地域づくり組織に移行されることになる。市区長会は廃止されるが、地域づくり組織の上部団体として、地域づくり代表者会議を設置し、相互の連携を図る。 |
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伊賀市の37自治協議会が、初めて一堂に会する交流会が22日、伊賀市ゆめが丘のゆめポリスセンターで開かれた。帝塚山大学の中川幾郎教授の講演に続き、分科会に分かれ、それぞれの地域協議会が抱える問題について話し合った。その中で、住民自治協議会の上部組織である連絡協議会を結成し、情報交換をする必要性を強調する意見が多く出された。内保博仁伊賀市長は連絡協議会の必要性を認め、地域協議会が自発的に連絡機構を結成することに賛意を示した。伊賀市は自治基本条例を17年4月制定、内容は全国に誇るものだが、各地域の住民自治協議会が抱える問題点があることが、この交流会で明らかになった。 |
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