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2020年度 バックナンバー


12月5日(土)付

「コロナ」「地方創生」テーマに対談

「GIGAスクール構想」について解説

三重県の鈴木英敬知事と名張市の亀井利克市長が11月28日、名張市防災センターで1対1の対談を行った。テーマは「新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ流行に備えた体制整備」と「『ウイズコロナ』と『地方創生』新たな日常に対応した市民・経済活動への支援」について。
感染対策として、傍聴者は事前申込者に限定、例年の半分の100人までで行われた。

名張市の教育について学校と地域が連携して考える「教育フォーラムinなばり2020」が11月28日、市防災センターで開催された。「GIGAスクール構想」について市教委の担当者が解説を行い、先進的取り組みをしている県立名張青峰高のICT教育担当者が実践報告を行った。


11月28日(土)付

高校生が企画「第1回名張学園祭」開催

瑞宝単光章受章を市長に報告

三重県立名張高校と同名張青峰高校の生徒らが中心になって企画準備した「第1回名張学園祭」が11月22日、松崎町のadsホールなどで開催された。企画運営は名張地区まちづくり協議会から依頼を受けた市にゆかりある大学生や高校生による実行委員会が担当した。新型コロナウイルスの関係で飲食関係が中止となったが、多くの市民でにぎわった。

秋の叙勲で瑞宝単光章を受章した元国勢調査協力員の中野博さん(70)は11月17日、名張市役所を訪れ、亀井利克市長に受章を報告した。


11月21日(土)付

青蓮寺ダムが管理開始50周年

名張市社会福祉協議会に寄付

独立行政法人水資源機構木津川ダム総合管理所が建設した青蓮寺ダムが管理開始50周年を迎え11月18日、青蓮寺レークホテルでダムの運用にご協力をいただいている関係者を招いて報告会と記念植樹会を開催した。

名張市防火協会(寺門忠義会長)は11月17日、市社会福祉協議会(奥村和子会長)に11万2700円を寄付した。同協会は毎年11月に開催する消防フェスティバルの売上金を寄付してきたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でフェスティバルが開催できず、会費の中から寄付した。


11月14日(土)付

旧庁舎利活用予算化再提出へ

松尾芭蕉を偲ぶしぐれ忌

伊賀市の岡本栄市長は当選から一夜明けた11月9日、伊賀市役所へ登庁、市選挙管理委員会の山菅善文委員長から証書を受け取った。その後臨んだ記者会見で、旧上野庁舎利活用の予算案を12月定例会に再提案する意向を明らかにした。

俳聖芭蕉を偲ぶしぐれ忌が11月12日、伊賀市柘植の万寿寺で柘植町山出地区のしぐれ忌協賛実行委員会、柘植の里芭蕉翁を顕彰する会によって開催された。岡本栄伊賀市長や俳階関係者らが招かれ、芭蕉を偲ぶ法要や芭蕉翁の墓碑に焼香が行われた。


11月10日(火)付

伊賀市長選挙岡本氏3期目へ

ふるさと企業大賞受賞を報告

現職に新人2人が挑んだ11月1日告示、8日投開票の伊賀市長選挙は、現職の岡本栄候補が新人を抑え、当選を果たした。投票結果は岡本栄氏18、840票、森川徹氏15、184票、釜井敏行氏3、515票で岡本栄氏が3度目の当選を果たした。

伊賀市に本社のある医薬品メーカー中外医薬生産株式会社はこのほど優良企業として国から「ふるさと企業大賞(総務大臣賞)」を受賞した。同社の田山社長は10月28日、伊賀市役所に岡本栄伊賀市長を訪問、受賞を報告した。


10月31日(土)付

伊賀上野城下町ホテルオープン

岡波看護専門学校で戴帽式

伊賀市の旧上野市街地周辺の古い物件が新しくホテルとして生まれ変わる。「NIPPONIAHOTEL伊賀上野城下町」事業で、上野相生町と上野農人町で進めてきた2棟が改修を終え、11月1日にオープンする。

伊賀市の岡波看護専門学校の戴帽式が10月23日、岡波総合病院(伊賀市上野桑町)の講堂で行われた。今春入学した第30回生22人が授与されたナースキャップをかぶり決意を新たにした。


10月24日(土)付

旧庁舎利活用などテーマに激論

伊賀市・固定資産税を過徴収

一般社団法人伊賀青年会議所(米森弘晃理事長)は10月18日、伊賀市駅前のハイトピア伊賀で伊賀市長選挙(11月1日告示、同8日投票)の立候補予定者による公開討論会を開催した。パネリストは着席順に現伊賀市長・岡本栄氏(69)、日本共産党伊賀市委員会副委員長・釜井敏行氏(38)、元伊賀市議会議員・森川徹氏(43)の3人が登壇。司会は弁護士の河村直樹氏。同氏は日本青年会議所の各地の市長選挙のコーディネーターを務めているベテランだ。

伊賀市は10月16日、旧上野市時代から一部の建物に固定資産税の過徴収があったことを公表した。旧上野市時代の1997年度に完成した建物で課税台帳に登録した13社の工場や店舗など24棟に関し、台帳のシステムで数値入力をミスしたため、98年から2020年度の23年間分、固定資産税を過大徴収していたと発表した。


10月17日(土)付

名張市・総社市とオンライン調印

2年ぶりの芭蕉祭

名張市と岡山県総社市(そうじゃし)は10月13日、災害時相互応援協定を締結した。いずれかの市で災害の場合、救援の資機材の提供や職員の派遣などを行う内容。

俳人松尾芭蕉の命日になる10月12日、出身地の伊賀市の俳聖殿で第74回芭蕉祭があった。昨年は台風の関係で中止されたが、今年はコロナウイルスの関係で規模が縮小された。俳文学などの優れた研究書に贈る文部科学大臣賞は「伊予俳人 栗田樗道全集」が選ばれ、芭蕉祭で編著者に同賞が贈られた。


10月10日(土)付

旧南庁舎関連予算を減額

第70代議長に常俊朋子氏

伊賀市議会は9月定例会最終日の10月2日、市が提案した補正予算案の旧上野市庁舎に利活用を検討する業務委託料を減額修正した。

名張市議会は10月2日、役員改選を行い、第70代議長に常俊朋子議員(3期)、副議長に荊原広樹議員(1期)を選任した。名張市議会は市町村合併による申し合わせで任期は10月から翌年9月が1期になっている。


10月3日(土)付

忍者の聖地のランドマークを忍者市駅前ビルに

旧上野市庁舎の利活用を

伊賀市上野市駅前のNTT西日本伊賀上野ビルの壁面を忍者モニュメントの設置場所として利用するよう求める要望書を9月25日、上野商工会議所と上野観光協会(共に伊賀市上野丸之内)が連名で伊賀市に提出した。

旧上野市庁舎が利活用されず放置されたままであり、早期に利活用を考えるべきだとまちづくり協議会のメンバーや市民有志が「うえのまちづくり協議会」を結成。10月1日、利活用を促進するよう岡本栄伊賀市長に要望書を提出した。


9月26日(土)付

柔道強豪7校がそろう

牛ふん公害・県に調停申請

県立名張高校や天理高校など柔道の強豪高校ばかりの大会が、名張市の武道交流館いきいきで開催された。参加したのは天理高校(奈良県)のほか神戸国際大付(兵庫県)京都学園(京都府)、崇徳高校(広島県)、五條高校(奈良県)、初芝橋本高校(和歌山県)の7校。

伊賀ふるさと農業協同組合(JA)「大山田堆肥センター」(伊賀市炊村)で大量の牛ふんが野積みされ、雨水調整池などが汚染されたとして、地元地権者らが18日、県公害審査会に調停を申請した。JAに対しては調整池の汚濁水や汚泥の撤去、県にはJAに対する改善命令などの行政措置を求めている。


9月19日(土)付

森川市議 市長選へ出馬表明

ふるさと納税について意見書提出

任期満了(11月20日)に伴う伊賀市長選挙(11月1日告示、8日投開票)に市議会副議長の森川徹議員(42)が出馬表明をした。

名張市議会は9月14日、市の自主財源である「ふるさと納税」について提言をまとめ、次年度の予算編成に反映されるよう要望する意見書を提出した。


9月12日(土)付

伊賀市庁舎が知事賞受賞

コロナ対策、防災対策など質問

伊賀市庁舎が、第39回三重県建築賞(一般社団法人三重県建設業協会主催)の一般部門で最優秀の知事賞を受賞した。同建築賞は三重県内の地域社会の発展に寄与し、地域と環境に根ざした優秀な建築作品を表彰するもので、今回の一般部門には県内の14施設が応募したが、見事同庁舎が選ばれた。

名張市議会一般質問は9月3日から7日まで9人の議員が登壇、市政の懸案事項について質問した。


9月5日(土)付

「性の多様性を認め合う名張」を宣言

熊本県南豪雨災害義援金

名張市議会は8月31日、9月定例会を開会、15億1582万円の一般会計補正予算など24議案を提案した。また、「性の多様性を認めあうまち・なばり」宣言を行う議案が議員提案され、可決された。

令和2年7月の豪雨により被災した熊本県南の被災地に義援金が贈られた。贈ったのは名張市富貴が丘3期自治会。


8月29日(土)付

名張市9月補正予算案15億円

伊賀市9月補正予算案5.3億円

名張市は8月24日の定例記者会見で31日に開会する市議会9月定例会に提案する一般会計補正予算などを説明した。補正予算については本年度の予算を15億1582万円増額する補正予算案など計24議案を提案することを明らかにした。補正予算の増額は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金6億1993万円などを含み、過去10年での最大規模になった。

伊賀市は25日、5億3767万円の一般会計補正予算案を発表した。青山複合施設の整備、伊賀南部環境衛生組合の施設火災の復旧、旧上野市庁舎の利活用や最適手法検討などの事業費、新型コロナウイルス患者の冬季増加に備えての市応急診療所(上野桑町)の屋外受付設置と受付係の増員など。9月1日開会の定例市議会に提案する。


8月22日(土)付

名張市 9月補正予算でコロナ対策を支援

終戦75年目の夏 平和を祈る鐘

名張市は8月17日の市議会全員協議会で、新型コロナウイルス対策に伴う国の第2次補正予算を活用した追加事業を示した。

終戦記念日の8月15日、名張市青蓮寺地区で平和を祈る集いがあった。戦時中に地区の山林内に墜落した米軍爆撃機B-29の搭乗員を追悼する石碑に献花した後、地蔵院青蓮寺で世界の平和を祈る集会があり、参加者で鐘を75回ついて平和を祈った。


8月8日(土)付

伊賀牛はおいしい!

独居高齢者にアユ

新型コロナウイルスの関係で外食する人が少なく、伊賀牛の売れ行きも下降気味になった。そこで名張市では市内全14小学校の給食に、伊賀牛の肉どんぶりを提供。児童らは「伊賀肉はおいしい!」と舌鼓を打っていた。

名張市の国津地区地域づくり委員会は7月31日、地元の長瀬川で釣り上げたアユの塩焼きを国津地域の一人暮らしの高齢者44人にとどけた。


8月1日(土)付

未来の山づくり協議会結成大会

ごみ処理施設復旧

伊賀市内の山林を育成し保全するための協議会の結成大会が7月22日、伊賀市のヒルホテルサンピア伊賀で行われ、伊賀市、伊賀市森林組合の関係者、各種団体の関係者が集い「伊賀市未来の山づくり協議会」が結成され、岡本栄伊賀市長が会長に選任された。

名張市と伊賀市青山地区のごみを処理する伊賀南部環境衛生組合の議会が7月29日開かれ、昨年7月の火災で焼損したごみ処理施設のベルトコンベアーなどの復旧工事を15億4000万円で三機工業と随意契約をすることが承認された。費用は火災保険金9億5000万円と起債や分担金でまかなう。


7月18日(土)付

伊賀鉄道株式会社新社長に安東隆昭氏

美旗メロンの販売開始

伊賀鉄道株式会社は原恭代表取締役社長が退任し、新たに安東隆昭氏が新代表取締役社長に就任した。

名張市特産の「美旗メロン」の直売が7月12日、JAいがふるさと南部カントリーエレベーター(名張市上小波田)で始まった。美旗メロンは芳醇な香りの赤玉とフルーティーな味の青玉があるが、どちらも糖度が高く値段も手ごろと好評だ。


7月11日(土)付

岡本市長 3選出馬へ

梅雨前線の影響で名張川水系も増水

伊賀市の岡本栄市長は7月6日、次期市長選(11月1日告示、8日投開票)への出馬の意向を明らかにした。この日の定例記者会見で新型コロナウイルス対策について問われた際「落ち着くまでに2年も3年もかかるだろう。今、ここで市政の空白をつくってはいけない。3期目をしっかりとやらせていただきたいと思っています」と述べ、3選を目指し無所属での立候補を表明した。

梅雨前線が西から日本列島を移動、各地で豪雨をもたらした。木津川上流名張川水系では名張川(比奈知川)、青蓮寺川、宇陀川の上流に豪雨が降り、ダムは満水になった。


7月4日(土)付

名張市新農業委員決まる

都市計画を確認

新しい名張市農業委員が市長から指名され6月29日、市議会本会議で承認された。農業委員は選挙により選任されていたが、前回から任命制になり、市長が選任し市議会の承認を得て任命されることになり承認された。

名張市都市計画審議会は6月30日に開催され、三重県の指針によって具体的な計画が確認された。まちの「核」となるのは、名張藤堂家周辺、初瀬街道沿いのまちなみ、名張駅周辺、桔梗が丘駅周辺である。


6月27日(土)付

伊賀市歴史資料電子化へ

日本画屏風市に寄贈

伊賀市は伊賀市や伊賀上野観光協会が所蔵する江戸時代の伊賀地域や松尾芭蕉、忍者などに関する資料のデジタル化を進めている。20年度中に芭蕉自筆稿本の紀行文や忍術書など121点の画像を、全国の図書館が共有するデジタルアーカイブシステム・ADEAC(アデアック)に保存し、年明けに一般公開される。

大正から昭和時代に伊賀で活躍した日本画家の前田呉耕(1886〜1951)の作品2点が6月16日、呉耕の遺族から伊賀市に寄贈され、伊賀市役所玄関に展示されている。7月30日まで。


6月20日(土)付

名張商工会議所が地域応援券を発行

名張市議会緊急提言

名張商工会議所は、新型コロナウイルス感染症の影響が大きい観光、飲食店を応援するために「がんばろう名張の観光・うまいもん地元応援券」を発行する。1枚5百円の券が10枚綴りになった、1冊5千円分を3千円で販売。発行総数は1万5千セット。総額7千5百万円。

名張市議会は6月議会について「行政はコロナ対策などで多忙だ。6月議会における議員の一般質問は取りやめてはどうか」の意見がある一方、「コロナ対策は重要だ。この問題に絞って議論してはどうか」などの意見があり、最終的には議会が「新型コロナウイルス感染症対策に関し議会が提言する」ことになり、別掲の提言を行った。この提言を受けて亀井利克市長は提言に関する回答と名張市の政策について詳しく述べた。6月議会は補正予算審議の他はコロナ対策の議論ばかりで、後年には「新型コロナ対策議会」と呼ばれそうだ。


6月13日(土)付

忍者市駅でオリジナルコーヒーを

伊賀市にマスクを寄贈

伊賀市の伊賀鉄道は6月13日から、上野市駅(忍者市駅、上野丸之内)の窓口で「IGATETSU COFFEE」を販売する。4種類(4杯分)1セット。包装には大正時代から走り始めた伊賀線の古い車両の写真(鉛筆画風に加工)をデザインしている。

大阪府大東市の防護具メーカーの株式会社ワイエムテイーの玉利隆志社長は6月8日、伊賀市の岡本栄市長に防護マスクのシェードを多数贈った。


6月8日(月)付

西山地区の棚田が指定棚田地域に

名張市令和2年度補正予算

伊賀市西山地区の棚田が国の「指定棚田地域」になった。西山地区といえば28災害(昭和28年に起きた豪雨災害)で、約500枚の棚田が壊滅的になり、その後見事に復旧した地域で有名だ。現在集落はいくつかに分かれ、それぞれが立派な屋敷になっている。

名張市の亀井利克市長は6月4日の定例会見で11日開会の市議会6月定例会に提出する一般会計補正予算案を説明した。主な内容として小中学校全児童生徒にタブレット端末を今年度末までに全員分を配備する事業費(2億7964万円)を盛り込んだと発表した。


5月30日(土)付

15地域の代表者と本部役員決まる

自粛解除受け、新たな啓発横断幕

名張市を15の地域に分け、その代表者で構成する令和2年度第1回地域づくり代表者会議が5月27日、名張市防災センターで開催された。亀井市長は「民主主義の究極は地域の自主、自治である」ことを強調、地域を代表する参加者にエールを送った。

伊賀市は銀座通りに掲げていた「コロナ対策横断幕=おうちでしのげ」の横断幕を撤去した。そして新たに「感染防止対策実施中」と書かれた横断幕を掲げた。


5月23日(土)付

1人10万円給付はじまる

伊賀市 補正予算案を発表

名張市は新型コロナウイルス感染症対策として国から支給される「特別定額給付金」の申請書用紙を19日から各世帯主宛に発送している。近日中に各世帯に届く見通しで、市民は必要事項を記入して返送する。返送を受けた市役所は10日から2週間後に指定口座に振り込む。

伊賀市は19日、3か月間の市立中学校の給食費を無償にする費用や売上高が減少した小規模事業者への給付金を盛り込んだ総額10億9874万円の補正予算案を発表した。22日の臨時市議会で審議、採決される。


5月16日(土)付

赤目滝に再び観光客

コロナ対策で市長に提言

名張市の赤目滝では入山規制が解除された5月13日、入山口や赤目自然歴史博物館を再開した。早速、鈴鹿市から訪れた2人連れが博物館を訪れた。赤目滝では4月20日から入山を自粛していたが、三重県が特定警戒都道府県にならなかったため再開を決めた。

名張市議会は5月13日、新型コロナウイルス感染症対策で市長に提言をおこなった。提言の内容は次の通り。@広報の充実、伝達手段を拡充A相談窓口の充実B学校再開時には、児童生徒への感染防止の指導を徹底。C通常医療を守るため、発熱外来の設置などを検討することなど。


5月2日(土)付

名張市議会 支援本部設置

ごみ持ち込みの自粛要望

名張市議会は4月24日、全員協議会を開催。亀井市長は新型コロナウイルスの感染拡大を受けた国の経済対策に対する市の対応方針を説明した。また、休校中の小中学校児童・生徒の学習支援については、市教委が休校期間の延長を見越し、インターネットを活用した自主学習ができる環境づくりに取り組む考えを示した。

伊賀南部環境衛生組合は、新型コロナウイルスの感染防止のため、名張市、伊賀市青山地区のごみ持ち込みの自粛を要請した。また、桜リサイクルセンター(伊賀市治田)も同理由で伊賀市北部のごみ持ち込みの自粛を呼び掛けている。自粛期間は5月6日までとしている。


4月25日(土)付

名張〜桔梗が丘線沿いに店舗集中

同性カップル2組目

都市計画道路名張―桔梗が丘線沿いの蔵持町原出地域には、大型の店舗が集中している。既存の店舗ではイオンやこれに付随する専門店やヤマダ電機などだが、向かい側には古くからあるホームセンターのほか、最近、パチンコ店、家具店がオープンしたが、5月にはトヨタ自動車の販売店がオープンすべく現在準備中だ。

伊賀市に移住して4年目の同性カップルに「市パートナー宣誓制度」のカード型受領書(証明書)を4月17日、伊賀市の岡本栄市長が手渡した。


4月18日(土)付

伊賀市議会議長に近森正利氏

地方税猶予や地域振興券・商議所が名張市に要望

伊賀市議会は4月14日、臨時議会で議長に近森正利氏(53・公明・3期目)を、副議長に森川徹氏(42・自民いが・2期目)を選出した。任期は申し合わせで1年。公明の議長は2年連続。副議長はくじで決まった。

名張商工会議所(川口佳秀会頭)は4月15日、新型コロナウイルスの感染拡大が地域の事業者に深刻な打撃を与えているとして、地方税の猶予などの対応や地域振興券、プレミアム商品券の発行など5項目の要望を亀井利克名張市長に提出した。


4月11日(土)付

新校舎で入学式・名張市立桔梗が丘中学校

建物利用者を募る・名張市の2施設を無償貸与

名張市立桔梗が丘中学校の入学式が4月8日、新校舎で行われた。校舎は旧県立名張桔梗丘高等学校の校舎を使うことになった。同時に従来北中学校に通うことになっていた桔梗が丘南小学校と桔梗が丘東小学校の昨年度の卒業生から、桔梗が丘中学校に通うことになり桔梗が丘地区は一つの中学校になり、今後、学校と地域との連携、地域同士の連携も進化することになる。

名張市は今年度から閉鎖する市立桔梗が丘中学校(桔梗が丘1番町)と市介護老人保健施設「ゆりの里」(百合が丘市立病院隣)の建物利用者を募っている。有効活用をしてもらうため10〜30年間無償貸与の計画。
桔梗が丘中学校は旧県立名張桔梗丘高校跡への移転により3月で閉校した。ゆりの里は「患者の家庭復帰リハビリ機能を市立病院へ移行するため今年度中に閉所の予定。閉所後の利用予定者の選定は事業者の利用提案(プロポーザル方式)で選定する。


4月4日(土)付

赤目自然歴史博物館オープン

名張市で辞令交付式

名張市の名勝、赤目四十八滝の自然、忍者のルーツやその歴史を紹介する「赤目自然歴史博物館」が3月28日、赤目ビジターセンター(赤目町長坂)内に開館した。オープニングセレモニーには館を運営するNPО法人「赤目四十八滝渓谷保勝会」のメンバーや亀井利克市長らが出席し、テープカットを行った。企画にかかわった関係者は「赤目渓谷は古くから忍者の修行地であり、近くに百地三太夫屋敷や柏原城跡も残っている。だからここは最高の場所。これまで忍者の宣伝は伊賀市が先行していたが、これからは名張忍者の実像をもっとみなさんに知ってもらえるのでは」と期待した。

名張市は1日、新規採用の職員41人の辞令交付式を行った。新規に職員となったのは一般事務職13人、土木技術職2人、保育士5人、保健師2人、管理栄養士1人、臨床検査技師1人、理学療法士1人、作業療法士1人、看護師11人、看護教員1人、任期付職員(調理師)3人の合計41人。

3月30日(月)付

名張市新副市長に森上浩伸氏

愛称は「MatsuyamaSSKアリーナ」

名張市の亀井利克市長は3月26日、市議会の本会議で3月末で任期満了になる前田国男副市長(68)と上島和久教育長(71)の後任に近畿農政局防災課長の森上浩伸氏(57)と市立桔梗が中学校講師の西山嘉一氏(63)を任、市議会の同意を得た。

名張市は3月25日、名張市市総合体育館(夏見)のネーミングライツ(命名権)を取得した大阪市のスポーツ用品メーカー・SSKと正式に調印した。愛称は「Matsuyama(マツヤマ)SSKアリーナ」で契約期間は4月から5年間。

3月21日(土)付

名張市議会 一般質問に9議員質問

ジャンボ卒業証書を作成

名張市議会の一般質問3日目の3月10日、森脇和徳議員、常俊朋子議員(清風クラブ)、吉住美智子(公明党)議員が登壇した。森脇議員は市立病院の経営状況、産科開設へ向けての対応、地域包括ケア病棟新設の影響について質問。常俊議員は第2次名張市子ども教育ビジョン、障害者福祉計画、人権尊重、地域社会づくり、ノーマライゼーションの実現、なばりジュニアメディカルラリーについて、吉住議員は性的マイノリティ(LGBT)、持続可能なまちづくり、多胎児家庭への支援、教育のICT環境整備状況についてなどを質問。市の考えを問うた。

新型コロナウイルスの感染拡大で卒業式が簡素化される中、名張市立蔵持小学校で、卒業生の保護者が、特大の卒業証書を作成し、講堂内の北壁に大きく掲げられ、参加人数が絞られ、縮小化された式を盛り上げた。

3月14日(土)付

百合が丘で厳しい反対論

9回目の「さようなら原発」集会

名張市はごみ収集の変更を4月から行う方針で、すでに市議会への説明が終わり、地域への説明を行っているが3月8日、百合が丘市民センターで説明会を開催した。市民からは厳しい反対論が出された。

東日本大震災から9年となる3月11日、名張市丈六の赤目ほんまもん広場で「第9回さようなら原発3・11集会in名張」が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、集会形式ではなく、福島県の写真家・飛田晋秀さんの被災地の写真を展示して福島原発の被害を多くの人に知ってもらう企画だった。震災発生時の午後2時46分に参加者は黙とうした。

3月7日(土)付

伊賀市と名張市 ごみ広域処理へ協議会

伊賀市議会・一般市民の傍聴ご遠慮を

名張市と伊賀市で構成する伊賀南部環境衛生組合の議会で、ごみの広域処理を伊賀市と名張市で行う構想を実現するための、協議会の設置が決まった。

伊賀市議会は3月4日、予定通り開会されたが議長は休憩を宣言、議会運営委員会が退出し、別室で同委員会が開会された。その結果、感染症拡大予防の対策で報道関係者以外の傍聴は遠慮いただくことになり、「一般質問の内容はケーブルテレビでご覧ください」ということになった。

2月29日(土)付

わかりやすい財政学

伊賀・山城南・東大和 定住自立圏シンポジウム

大蔵省東海財務局津財務事務所の前沢事務官が2月21日、伊賀市立崇廣中学校で「日本の財政を考える」と題して講演会(勉強会)を開催。中学生にも理解できるようスライドやテキストを使って講演した。財政の話というと固苦しいイメージがあるが、中学生向けに図表を使っての説明で、分かりやすいものだった。

伊賀市、京都府笠置町、同南山城村、奈良県山添村が連携する定住自立圏のシンポジウムが2月23日、奈良県山添村の山添村ふれあいホールで開催され、伊賀市の岡本栄市長、笠置町の西村典夫町長、南山城村の平沼和彦村長、山添村の森口利也村長が出席、定住自立圏について語り合った。

2月22日(土)付

「プラ」4月から燃やすごみに

市長「厳しい財政状況続く」

名張市は2月18日の全員協議会で、現在、資源ごみとして週1回収集している「容器包装プラステチック」及び月1回収集の「白色トレイ」を資源ごみとしての収集を取りやめ、週2回の「燃やすごみ」の日に、有料ごみ袋に入れ、他の燃やすごみと一緒に排出するよう説明した。

伊賀市は2月19日、425億9132万円の2020年度一般会計当初予算案を発表した。前年度比4・7パーセント減となった。市としては大型事業の小学校給食センターが稼働し、汚泥再生処理センター建設も山場を越え10月に完成予定となるなど大型事業が一息ついたためとしている。一方で、地方交付税の合併恩典の期限が切れ、法人市民税も減額を見込み岡本市長は「厳しい財政状況が続くと予想される」と述べた。

2月15日(土)付

中高生の救急サークルがコンペ

美し国三重市町対抗駅伝へ団結式

名張市民の中高生がサークル活動としてジュニアメディカルラリー(救護隊)を結成、救護活動について5チームが参加するコンペが2月9日、名張市教育センター(名張市百合が丘西)であり関係者の高評価を得た。

2月16日に津市などで開催される「第13回美し国三重市町対抗駅伝」に出場する名張市チームの結団式が7日、名張市役所で行われた。結団式には出場選手や関係者が出席、市長はじめ来賓の激励を受け、選手は気持ちを高めていった。

2月8日(土)付

伊賀市役所でドリームコンサート

第11回全日本忍者手裏剣打選手権大会

上野東ロータリークラブが主催して2月2日、伊賀市役所1階ホールで新日本フィルハーモニー交響楽団のメンバーでトランペット奏者の市川和彦、ヴィオラの吉鶴洋一、ピアノの吉鶴ゆか里さんの演奏会と県立上野高校アンサンブルによる演奏会が開催され、聴衆の市民はクラシック音楽にしばし酔いしれた。

第11回全日本忍者手裏剣打選手権大会が2月1日、伊賀市の上野西小学校体育館で開催され、翌2日は伊賀忍者博物館忍術ひろばで決勝戦が行われ、東京や京都など全国7か所の予選で勝ち進んだ上位47人が熱戦を展開した。

2月1日(土)付

鈴木知事と湯崎知事が伊賀市で懇談

「ゆりの里」を閉所

鈴木英敬三重県知事と湯崎英彦広島県知事が1月28日、伊賀市上野丸之内の「伊賀伝統伝承館 伊賀組みひも匠の里」で組みひも体験や懇談をした。三重県によると、両知事は育児休暇を取得したほか、政策にも共通点があり、懇談は今回で7回目。三重県側での開催は3回目で伊賀では初めて。

名張市立病院などを退院したばかりの人の介護老人保健施設「ゆりの里」を名張市は今夏をめどに閉所する方針を、1月23日の市議会全員協議会で明らかにした。

1月25日(土)付

唐招提寺に女竹奉納

忍者体験施設候補地・成瀬平馬家跡に

名張市の「唐招提寺に竹を送る会」は1月19日、会員が採取した女竹約1500本を唐招提寺(奈良)に奉納した。この女竹は同寺のうちわまき行事に使用されるうちわ「宝扇」の材料で、翌年の「うちわまき」に使われる。

伊賀市は1月21日の市議会全員協議会で、市中心部で開設するとしていた「忍者体験施設は市有地の成瀬平馬(なるせへいま)屋敷が最適と考える」とする中間報告を行った。この屋敷は江戸時代の武家屋敷で広さ約1千平方メートル。北側は伊賀鉄道の車庫に接し南側は道路に面しており、長屋門(市指定文化財)がある。

1月18日(土)付

進む河川拡幅工事

名張市の成人式

名張川と宇陀川の合流点を70メートル拡幅し、さらに名張川左岸を拡幅する工事は昨年12月、国交省近畿地方整備局木津川上流河川事務所により着工され年末まで工事が進められたが、新年早々引き続き工事が続けられている。

名張市の成人式は1月12日adsホールで行われた。今年の名張市の新成人は702人。式典には554人が出席した。

1月11日(土)付

名張市長・今年の漢字は「共」

伊賀市長・今年の漢字は「活」

亀井利克名張市長は1月6日、市役所大会議室で幹部職員約100人を集め年頭のあいさつと訓示を行った。そして、今年の漢字は「共」で地域共生社会の実現を強調した=写真左。市長は昨年12月に世界保健機関(WH0)西太平洋地域事務局が視察に訪れたことに言及、市の取り組みについて「深化発展を遂げ、成果がでてきている。世界が注目している」と述べた。

伊賀市の岡本栄市長は新年にあたり「今年の漢字は「活」で、活力を大事にしたい。皆さんに頑張っていただいた勢いをさらに生かしたい」と話し、汚泥再処理センターや小学校給食センター、伊賀市初の美術館、市がかかわる中心市街地のホテルが今年開始予定であると述べた。また、旧庁舎については「大リノベーション(改修)して、地域全体が利益を受けられるようにしたい」と述べた。

1月1日(祝)付

WHO(世界保健機関)が名張市を視察

名張かわまちづくり一体型浸水対策事業がスタート

世界保健機関(WHO)が、厚生労働省や三重県の紹介で昨年12月12・13日、名張市を訪れ、地域づくりのボランティア福祉活動を視察した。同市は財政難のため、地域づくり組織がボランティアで高齢化社会を支えているのを視察した。訪れたのは、WHO西太平洋地域事務局のキラ・フォーチュン社会的決定要因担当課長や岡安裕正高齢化担当課長ら4人。アジア地域、特に日本では高齢化が進行しており、日本の取り組みに関心が高まっており、一行は8日に来日、9、10日は宮城県石巻市を視察。11日は三重県の鈴木英敬知事と面談した。

名張川と宇陀川が合流する新町橋付近の宇陀川左岸(黒田側)の幅を広げる案が具体化してスタートすることになり国土交通省は昨年12月15日、現地で起工式を行った。