▼ぴーぷるステーション【NO.2】
名張文化協会福本竜一会長(74)
■名張の文化向上へ前進
名張文化協会は発足25年を迎える。3期連続5年目福本竜一会長(松崎町、74)は、「大不況の中の25周年。記念式典や組織の改革などさまざまな課題をかかえ、今年も多忙ですね。加盟団体も会員数も増え、名張の文化向上の中核団体として、一層前進しなければならず、気が引き締まる思いです」と。
記念事業は、4月27日の総会と記念式典、会員と一般市民から作品を募集する作品・物産展、市民文化祭の集中化など目白押し。
「文化祭の集中化は画期的な課題。これまで芸術の秋には、各団体が2か月余にわたって多彩なイベントを開いてきた。このロングランを3日間に集中し、短期に実施しようという試み。演芸、音楽などの舞台部門は3日間に集中、芸術全般は2日間に集中する。もちろん、会場は舞台・展示ともそれぞれ一か所で実施する。2か月を3日間に圧縮、参加者も市民もメリットが大きいという判断です。成功すれば、秋の市民文化祭はガラッと変わります」
協会役員は、昨年初めて選挙制度を導入した。協会運営をより民主的運営にしようとの狙いで、全役員は選挙で選出することにより、加入や会員の評価は上々という。また、昨年は協会の部門別編成も大幅に改めた。福本会長は「市町村合併も視界に入れた運営も課題です」と。
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