▼ぴーぷるステーション【NO.6】
GLAD主宰者・平野三佐子さん(54)
■創作の傍ら教室も併設
 「ステンドグラスの制作もアート。ですから作品づくりには、色の調和が大切です。もともと絵が好きだし、グラフィックデザインの勉強もしましたが、やはりステンドグラスづくりも、基本は独創性の豊かさがポイントになりますね」
 不況を吹き飛ばそうと、小雪まじりの八日戎にくり出した市民の人波で埋まった旧町の中心商店街の空家で開かれたフリーマーケットで。自作のステンドグラス50余点を展示したGLAD主宰者平野三佐子さん(つつじが丘南5番町、54)がそう語る。
 「私たち一家は、奈良から2年前、名張の自然に魅せられて引っ越してきました。私のステンドグラスは趣味、繰り上げ退職した主人(秀人さん)は木工が巧み。ですから、2人で工房を開き、私はステンドグラスの制作を楽しみながら、教室も併設しています。工房はほとんど主人の作品」
 「教室はまだ開設1年余。学びにいらっしゃるのは女性が10人余。時間は自由なので、気軽に勉強していただけます。「たとえ趣味であっても、やはり質の高い、しかもある種の格調を感じさせてくれる作品づくりが大切ですね。作品は大小自在、何をモチーフにするかも楽しみですね。個性は尊重すべきですしね。学ばれるみなさんにも、独創性を豊かに、大切にすることをおすすめしています」と。
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