▼ぴーぷるステーション【NO.8】
「名張走ろう会」監督・大谷裕さん(68)

■体重、血圧走って低く
 今年で17回目を迎えた名張青蓮寺湖駅伝競走大会で、初回から連続出場を誇る「名張走ろう会」は2チームを編成。両方の監督で、自らもBチームの2区(2・1`)を走った大谷裕さん(68)=名張市桔梗が丘5=は「結果は18位だが、若いランナーに加わっての成績ですから価値がある」と、誇らしげな口ぶり。大谷さん自身の区間記録は9分40秒。「これまでに比べ非常に悪かった。レースって、こんなものですよ」と話す。
 走りはじめたのは40歳から。体重68`、血圧が高くなったことや、マラソンは独りマイペースで体を保てるというのがきっかけだった。若いころからスキーや野球、卓球などに親しんできたスポーツ好き。雨の日は休むが、月に約250`を走破し、体重も58`まで落ちたという。
 今では中・長距離大会の常連選手で、毎年2月の伊賀駅伝でも連続20回出場の表彰を受けており、県マスターズ1500b・65歳の部で出した5分41秒は現在でも県記録として輝いている。「走ろう会の前身、名張陸友会からのメンバーも数人残っています。皆さん60歳を超えましたが、ランニングを通してコミュニケーションを図っています。希望者は声を掛けてください」。仲間づくりにも一役買う大谷さん。9日には京都で開かれるハーフマラソンにも挑戦する。

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