▼ぴーぷるステーション【NO.13】
名張市老人連合会会長・赤塚亘副さん

■世代問わず広がる交流
 「今年で2回目。参加者は昨春のほぼ2倍。あらゆる団体や市民約1500人が参加してくれました。アイデアをこらしたイベントも多彩になり、評判は上々でした。今後はより充実したお祭りにしたいですね」
 9日、名張市総合福祉センターで催された「ふれあい春まつり」は市社会福祉協議会の主催。参加した名張市老人連合会の赤塚亘副会長(上八町)はこんな感想を語る。
 イベントの目的は世代間の交流。春を感じながら、昔ながらのオモチャを作ったり、遊んだり、おモチをついたり、ワイワイガヤガヤ、気軽に大人と子ども、そして若者と高齢者が楽しいひとときを過ごそうというのが主催者側の発想。
 「ことしは、子どもも大人もおおよろこびの魅力的なイベントが増えました。竹馬、風車、お手玉、こま回し、貝合わせ、貝の笛など、古なつかしい民具を使った遊びも登場し、参加した人びとのはしゃぎぶりに、不況風も吹き飛ぶ思い。多くの人と人との交流の輪が広がっている光景を目にして、本当に市民の心も冬眠からさめたんだなあと実感させられました」
 赤塚さんは、「世代間交流って言葉は固いけど、実際はいいもんですね。私たち高齢者も、いろんな面で社会参加したい思いが強い。いい時代ですね。早目の春を楽しませてもらった」と笑みを。

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