▼ぴーぷるステーション【NO.24】

主婦・芝田美智子さん(59)

■還暦を祝い初の木彫展
 木のぬくもりに魅せられ、仕事と庭の花作りに励む合い間に始めた木彫の趣味にも取り組んで10年余。還暦を祝う記念にしようと、百合が丘西4番町の主婦芝田美智子さん(59)は、10日から3日間、ジャスコ新名張店のリバーナホールで、初の木彫個展を催した。
 「私、若いころからモノ作りが好きだった。保育士なので、毎日の仕事は多忙。でも、余暇にはいろんな趣味を楽しんできました。生来、手先が器用なんて自信があるためか、いろんな手芸を楽しんできました」
 それが、約10年前、あるきっかけで、団地内の木彫教室に通うようになり、「面白くって、つい魅力にのめに込んでしまいました」と。木のぬくもりを肌で感じるようになり、いろんなジャンルの作品づくりに熱中するようになったと言う。
 「これまでに彫り上げた作品は70余点。生まれて初めての個展には全作品を出展しました。少しお恥ずかしくもあるのですが、個展を開いてよかったと実感しています。見知らぬ見学者の方々から、いろんな感想のお話を聞かせていただくのがうれしくって」
 作品はブローチなどの小物からレリーフまでバラエティーに富む。「2年前、主人は定年退職。私的時間に余裕が増えたので、木彫に没頭できそうです。未分野の作品にも挑戦してみたい」とにっこり。

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