▼ぴーぷるステーション【NO.27】

主婦・松永直美さん

■個性大切に広がる趣味
 手づくりの木工工芸は、さまざまなジャンルがあり、趣味人たちに愛好されている。居宅を大阪から名張に移して10年余、トールペイントの制作を楽しんできた主婦の松永直美さん(梅が丘北2番町)は、最近、自分の個性を大切にできる新境地を開きたいと、ユニークなシルエット・ペイント技法を創案、作品作りに挑む
 もともと、身近なアクセサリー、人形、インテリア手芸が好きだった松永さんは、「梅が丘は野鳥の彫刻が盛んな地域。教室に入って鳥づくりに熱中し、トールペイントやパッチワークにも趣味が広がり、お友だちが増え、やることがいっぱい」と。
 「いろんな経験を積み、自分らしさを表現したいと、いろいろ模索した結果、考えついたのが木工を単色でペイントする手法。しかも、多色塗りではなく、手づくり木工品のよさが透けて見える単色のシルエット・ペイントを着想。試してみたら、評判がよく、私自身が気にいったので、最近はこれが私の特許技(わざ)みたい…」と陽気なおしゃべり。
 素材は木づくりの小動物や置き物など。「動物好きだから、作品は犬、ネコが多いですね。ペイントは茶系が多い」と。作品は青蓮寺ダム湖畔のカナディアンクラブや青山高原の青空市場・田舎の駅でも展示・即売し行楽客らの興味を呼ぶ。

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