▼ぴーぷるステーション【NO.35】

県立名張桔梗丘高校3年・福路浩章君・西井正紀君(17)

■悔いのない試合に全力
 県立名張桔梗丘高校3年、福路浩章君(17、大山田村猿野)が8月9日から長崎・諫早市小野体育館での第52回全国高校柔道大会に、また同校3年の西井正紀君(17、同村下阿波)が今月21日からの第50回東海高校総体柔道競技大会にそれぞれ出場する。福路君は「まず1勝を挙げたい」、西井君も「決勝進出が目標」と、本番への意欲は満々。
 福路君は、小学2年のときにスポーツ少年団へ入り柔道を選んだ。「父親も少しだけやっていたようなので…」と控え目。だが素質に恵まれていたのか、中学校のときに東海大会へ出場している。得意技は内股。県予選では6試合とも1本勝ちしている。

 西井君の柔道も小学校3年から。「最初はただ何となく、ボーリングや焼き肉大会に参加したかった」と話す。県予選は5試合戦って4勝のうち3勝が1本勝ち。「東海大会では県で位にならなかった分頑張りたい」と雪辱を目指す。
 現在、2人とも初段の腕前。身長も172〜173aとバランスのとれた体格をしている。全国大会への福路君は60`以下級で、西井君は73`級に出場する。
 福路君は「内股を武器とする選手は同じクラスに少ないので、悔いの残らない試合をしたい」と決意を語り、西井君も「日ごろの練習の成果を出し切りたい」と抱負を述べていた。
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