▼ぴーぷるステーション【NO.45】

ミニチャレンジショップ「ドルーク」・長谷川浩之さん(20)

損得考えずまずは経験
 「家賃が払えるよう、しっかり計画を立てました」。名張市桔梗が丘3の桔梗が丘商店街に、空き店舗を活用したミニチャレンジショップ「ドルーク」がオープンした。中学生時代からの仲間と一緒に古着店を出し、運営協議会長を任された同市上比奈知の長谷川浩之さん(20)は「気軽に足を運んでください」と、若者らしく堅苦しさがない。
 同ショップは、独立・開業する意欲のある人を対象に仕入れや販売、起業家としての知識を身につけてもらうと同時に、商店街の活性化が目的。「ドルーク」はロシア語で「仲間」の意味。陶器・織物、フラワーアレンジメント、衣類、ネイルサロンなど7つの店舗がこだわりの商品を並べている。長谷川さんは「自分の店を出すのは初めて。今は損得を考えるより経験を重ねること」ときっぱり。
 大阪府内の高校を卒業して服飾関係の専門学校へ。在学中にイギリスやフランスへ研修旅行の体験も持つ。「お客さんとの接近感を大切に、普段着の会話でコミュニケーションを図っていきたい」と話す。夢はもちろん店を出すこと。「16〜17両日、美杉村の大洞山キャンプ場でDjやバンドの『HAPPY・CHILDREN・SUMMER2003』が開かれる。楽しみです」。根っからの音楽好きでもある。

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