▼ぴーぷるステーション【NO.61】

「名張・まちづくりの会」代表・岡野文生さん(55)

交通渋滞は協働で解消
 名張市の交通動脈、国道165号の交通渋滞をなんとか解消しようと、伊賀創造圏グループに官民協働の対応をしようと協働活動の展開を提唱。プランの策定づくりがスタートした。
 主唱者の「名張・まちづくりの会」代表、岡野文生さん(55)は、すずらん台在住の一級建築士。勤め先のパナホーム伊賀では建設部長の要職につく。「まちづくり仲間20人は、そろって同業の一級建築士。グループのしばしばの話題になるのはやはり、ひどくなる一方の国道渋滞。この町の活性化を強く疎外している。だが、2車線化はまだ先の夢。道のお世話になっているドライバーが自主的に渋滞解決にかかわるべきではないか。そんな意見が運動の提唱に発展した」と。原点を語る。
 「幸い創造圏グループの努力で、協働塾の重点事業に決まった。広範な官民の参加があり、形もパワーも一応整いました。これから、具体的になにをやるかが大切。大変ですが、提唱した以上、こちらは責任も使命感もあり、ベストをつくす覚悟」だと。
 原則は税金を遣わず、ボランティアの立場から、みんなの知恵と実践行動で、地道な見直しを推進し、工夫をこらして車の流れを正常化するのが目標」だと。また、「大切なのは道を使う側、つまり私たち運転者の感覚と目線が大切です」と。

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