▼ぴーぷるステーション【NO.70】

「名張女性の会」初代会長・丸尾佳子ん(60)

■活動に向け新たに勉強
 「何もかも初めてのことばかり。これから勉強します」。名張市内に誕生した「名張女性の会」の初代会長に選ばれた同市桔梗が丘8の丸尾佳子ん(60)。設立総会でも「皆さんの力をお借りして頑張ります」と控え目だったが、新たな活動に向かって秘めた決意は固い。
 姫路市出身。大阪に住んでいた30年前、広い土地ときれいな空気を求めて名張に移ってきた。「当時、桔梗が丘にも婦人会があり、結構活発に活動をしていたようです。私も旅行に連れていってもらったことがあります。でも、それ以上のことはしていません」と丸尾さん。今春、26年勤めた不動産会社を退職。家事に専念していたところへ知人から誘われたのがきっかけ│という。
 「これまでは家と会社の往復だった。趣味といってもストレッチ体操かダンス、カラオケぐらい。お客さん以外の人と接触した機会も少なかった。その意味でこれからの勉強が楽しみにしています」と話す。
 丸尾さんから見た゛名張観は「団地も整備され開けてきた。だが、大阪などの都市に比べると買い物も不便。交通も近鉄1本だけ。もっと他県の人が名張でお金を落としてもらえる町になればと思う。また私たちの会へ、若い女性にもどしどし入ってもらい、一緒に学びたい」と呼び掛けている。

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