▼ぴーぷるステーション【NO.71】

オカリナ(土笛)演奏ラテン・ミュージシャン・野上圭三さん

青山でオカリナを披露
 今春、大阪から青山町種生字小川内に転居したオカリナ(土笛)演奏の名手として人気が高い、ラテン・ミュージシャンの野上圭三さんが、23日午後6時から、元博要小学校講堂で、伊賀初のオカリナ・コンサートを開く。
 イベント名は「つれづれなるままに」。種生は兼行最期の地。兼好を弔う兼好塚があり、この日はちょうど恒例の兼好まつりの一日。
 川上ダム最上流の閑静な山里に魅せられ、地元住民にとけ込む田舎暮らしを楽しむ。大阪生まれ、1967年神戸でラテンバンドを結成。キングレコード専属歌手としてデビューし、オカリナ、ギターシンセサイザー、ヴォーカルとして幅広く活躍。海外演奏も豊富で、1980年にはフリーに。
 作曲、編曲も多い野上さんは90年代になると民族音楽の研究、演奏に熱中するようになり、中南米、ギリシャ、エジプト、中近東を巡歴した。「最近はオカリナ曲の作曲、演奏にはまっている」と。代表作は、NHKTVのドキュメント「鶴の里」主題曲となった「大地母神」。
 00年にはグループ・バチャママを編成し、オカリナ、アシ笛バージョンが中心。いまは「作家五木寛之さんとの全国ツアー・論楽会や、西インドに眼科診療所を建設するための慈善コンサートの大半の時間を…」と。

TOP戻る