衣料品店「ヲワリヤ」経営者
福田敬子さん
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おしゃれをお手伝い
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ヲワリヤは、1822(文政5)年創業。現在は、ミセス用のファッションを扱う本店(中町)とメンズ・レディースのパークシティーなばり店、ふくよかサイズレディースの近鉄桔梗が丘店の計3店舗。元々は、旧町の本店1店で、主に傘や靴を販売していたが、福田さんが25歳の時、後を継いでヨーロピアンファッションを主体とした店へ。一世を風靡した。その後、紅一点として商工会議所で活躍。大型店舗内へと進出を進めていった。
「個々のお客様のバックにある生活様式やその方の個性に合わせたおしゃれをお手伝いすることが私の仕事です。お客様へのサービス精神を忘れず、信頼関係を築くことを心掛けています」と言う、福田さんにお話を伺った。 |
―長年続けられた秘訣は?
家族の理解と協力。従業員の協力があってのこと。
―女性だからできてきたと思う部分は?
女性相手の商売ということもあり、お客様の心に入り込めるのは、女同士だからできるのではないでしょうか。
男女共同参画ということで言えば、商工会議所に入った当時、女性はただ一人。その後、私が誘ったりして徐々に増えましたが、今でも、男性優位を感じることは多い。しかしそんな中でも、女性ならではの感性でできてきたことは沢山あります。
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