■史跡標識の建立を
6月6日付で新しく名張市教育委員長に就任したのは松鹿昭二さん(東町、63)。教員になったきっかけは「兄は東大阪で事業をしており、次男の私が家を継ぐことになってしまった。民間会社に就職が決まったものの、遠方赴任で迷っていたとき、津商業高校の校長先生から誘いがあり」教職の道に。 歴史、郷土史に関心があり、在職中、奈良国立文化財研究所で研修したこともある。名張市の文化財調査委員など歴史に関する多くの委員を歴任。現在、名張市史編纂委員会副会長や民間の伊賀中世城館調査会副会長を務め、郷土史の専門家としても知られている。 「学校教育は、ベテランの教育長がおられるので、私は文化行政や特別支援教育に力をいれたい」と。
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