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うさぎのブリーダー
宮崎優子さん
予想外の人気に幸せ

 Loplopland Vani’s Rabbitry(ロップロップランド ヴァニズ ラビトリー)は2005年3月、名張市松崎町でオープン。全国でも珍しいうさぎ専門店。店長の宮崎優子さんは、純血種のうさぎをブリード。ARBA(アメリカンラビットの団体)主催のラビットショーで優勝。インターネット中心に、人気が広まっている。宮碕さんにお話を伺った。

―始められたきっかけは?
 埼玉県にいた時に、飼った子が一番最初。いい子だったんです。購入したお店の方に、「ラビットショーに参加しないか」と誘われて、出場したところから。
  今いる子は、その子の子どもたち。純血種です。ラビットショーでは、だいたい、いつもイングリッシュアンゴラ部門で1位をとっています。ただ、珍しい品種なので、出場する数も少ないんですけど…(笑)。
―うさぎのかわいさはどういうところですか?
 うるさくないところ。マンションでも飼えます。一般の人がイメージしているより、ずっとなついてくれますし、本当にかわいい。
  ―インターネットを中心に人気だということですが。
  今、6種類約40匹飼っていますが、うちの子はアイドルチックになっていて、待ってくれている人が全国各地にいます。ただ、うさぎの販売目的で店をやっているのではないので、きちんとかわいがってくれる人を見極めてから渡します。
―お店の目的は?
  うさぎの魅力を伝えていくことと、どのうさぎも健康に長生き出来るようにするお手伝いのつもりです。店自体は、大きな期待をして始めたわけではなく、趣味の一環。予想外に、人気が出て来て幸いだと思っています。

―お店は旧町にありますが、旧町活性化のためには、何をすればいいと思いますか?
 何かイベントをして、人を集めることじゃないでしょうか。実は、私は音大のピアノ専攻だったんです。思い出深い町が、音楽を通して、よりあたたかい集いの場所になるように、幼なじみと一緒にコンサートを開いています。4月に「なばり古町 あかりコンサートVol1」をやりました。おしゃべりもあり、和気あいあいと楽しかった。第2回目は、7月8日と16日。ぎゃらりー伊勢丈でやります。定期的にすることで、さらに人に集まってもらえるんじゃないかと思います。

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