■思い切った議会改革を
改選後初の名張市議会役員選挙で第60代議長に選ばれた柳生大輔議員。平成16年に第54代議長に就任しており、今回は2回目の`大役aである。
名張市議会には本年度、全国議長会の役員が回ってくるため、議長経験者が望ましいということで、ベテランの柳生議員が2度目の就任に。
--2度目の就任であり、新米議長ではできない改革が期待できますが。
「2度目の就任であり、経験を生かして改革を進めたい。遠慮すべき先輩も少なく、思い切ったことができると思う」
--市民が「名張市議会は変わった」と思うような改革を。
「そのように考えている。`議会を変えて見せますaと訴えて当選してきた幸松議員がわが会派にいる。私も、2度目だから、小心になる必要がなく、思い切ったことをやりたいと思っている」
--伊賀市議会がやっている議会報告会とか議長立候補制などはどうですか。
「個人的にはよいことだと思っている。この立場になったので、積極的に推進したい」
--議長はいわゆる革新陣営の出身だけに、改革は当たり前ですね。
「その通り。改革は北川知事の時代、はやった言葉だ。わが派の川合議員は北川知事に心酔した人で、改革という言葉や精神は叩き込まれ、理解しているはずだ。改革という言葉は、小泉総理が盛んに使い、今では、党派を問わず使われている」
--ところで、民主党が政権をとっている現在では、民主党公認の議長は中央に陳情に行っても有利でしょう。
「名張市のことについては頑張りたい、と選挙でも約束している。名張市と中央とのパイプ役を務めたい」
--柳生新議長は「思い切った議会改革を進める」と書いてもいいですか。
「結構です。そのように書かれると、やらざるを得なくなる(笑)」。
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