▼ひと【NO.6】
名張市内最高齢 山村さがみさん

■107歳の書道プレゼント
17日の敬老の日を前に、名張市の亀井市長が5日、市内最高齢者で107歳の山村さがみさん(桔梗が丘4番町)を訪問、長寿を祝う言葉と共に羽毛掛け蒲団を贈った。山村さんは「来てもらった人のパワーを頂いて元気になります」と満足そうだった。
ショートステーで滞在中の同市百合が丘西5番町の「第2はなの里」を訪れた亀井利克市長が山村さんに「一番の楽しみは」と尋ねると「ご飯を食べるのが楽しい。好き嫌いはなく野菜中心で、ご飯を腹八分目に頂くことが大切です」と答えた。長生きの秘訣は「自分に不足がないこと、生かされていることに感謝することです」と。
山村さんは岐阜県出身。8人兄弟の長女で教師や寮母、事務員をしながら、戦中戦後を生き抜いた。戦後は尼崎市の割烹(かっぽう)料理店で30数年間おかみを務めた。25年前に名張市に転居、現在は孫夫婦と3人暮らし。長唄や日本舞踊、三味線、書道が趣味で身の周りのことは自分でやるという。亀井市長にも色紙をプレゼントした。

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