2018年度 バックナンバー
734人が新成人・式典でビデオメッセージ

名張市の成人式は1月7日、HOS名張アリーナ(市総合体育館)で開かれた。今年の新成人は市によると734人(昨年比11人減)、うち567人が出席した。会場では晴れやかな振り袖や真新しいスーツを着た新成人たちが同級生との再会を喜び合い、主催者や来賓から祝福を受けた。
開式と同時に天正乱れ太鼓が新成人を祝い、激しく乱打した。場内が静まりをみせたころ、同級生3人による世話人が司会を務め式典へ。
亀井利克市長は、明治維新に活躍した長州の下級藩士を育てた、松下村塾の吉田松陰の「夢なき者に成功なし」という名言を紹介。「皆さんも20歳の年に大きな夢を描いて、それに向かって努力を続けてほしい」と激励した。
新成人を代表し恒川のぞみさん、室稀歩さん、音納陸さんが「感謝の気持ちを忘れることなく、成人としての自覚をあらたに日々歩んでいきたい」とあいさつ。また「洞察力や創造性を身につけ、変革する時代に必要となる人材でありたい」と述べた。さらに「次世代を担う新成人として人と人とのつながりを大切にし、今日から大人の道を一歩ずつ歩んでいくことを誓います」と決意を語った。
式典後は、市内5中学校の恩師18人や市ゆかりのシンガーソングライター平井堅さんと名張市の観光大使を務めるお笑いタレント・チャンカワイさんから寄せられたビデオメッセージが会場の大型スクリーンに上映された。晴れ着姿で出席した名張市立看護専門学校の大和香林さん(桔梗が丘)と岡田美咲さん(同)は「現在、2年生で、基礎的なことを学んでいる。4年で卒業。それまでに市立病院で実習します。名張桔梗が丘高校がなくなるのは寂しい。これからは、何事も自分の責任になる」と話した。


四十九町に巨大建設物

伊賀市新庁舎がその勇姿を現した。すでに4階の上部構造を支える桁(けた)ができ、寄せ棟の角木(すみぎ)が完成、通行人の目をとめている。棟(むね)とは通常の建物では屋根の中心で、一番高いところを指すところ。木造建物では棟木という太い丸太を横に取り付ける。このときの儀式が上棟式だが、新庁舎の建物には、厳密に言えば棟がない。
屋根の中心が四角に切り取られ、水タンクが据えつけられている。タンクがない部分は採光用の天窓だ。
一般的に水槽は地下に設置されるが、新庁舎には地下室がない。地下は厚いコンクリートの床と免震用の大きなゴムの固まりが通し柱の下に置かれている。
後方に見えるのは県伊賀庁舎。7階建てだが幅が狭く見える。
市庁舎は、通り柱(1階から4階の桁まで)は直径70センチの鋼管が使われ、3階までの部分にコンクリートが詰められている。免震構造であるため、地盤が揺れても建物が揺れないように柱に重量をつけ、さらに、断面を強化したわけだ。4階部分にはコンクリートを詰めない。下の部分を重くし、最上階の柱は軽くしたのだろう。
建物の支持基盤は、古琵琶湖層。水を含む軟弱地盤で、地震時には液状化現象が起こる可能性があることから、地盤改良を行っている。そして、基礎と建物の間に約直径2メートル高さ1メートルのゴムの基礎を入れ、免震装置にしている。タイヤメーカーのブリジストン社が免震ゴムを製造した。
今後、屋根の防水が終われば、床をはり、内装工事に入る。