2019年度 バックナンバー
優良PTA文科大臣表彰・名張市立箕曲小の米作り

名張市立箕曲小学校(本多多恵子校長、夏見)では米作りを体験させている。民地を借りて子どもに田植えから草取り稲刈りを体験させ、収穫したもち米を蒸しあげ、餅つきをする。11月8日、児童94人と住民50人が餅をついた。この米作りが今年度の「優良PTA文部科学大臣表彰」に繋がった。
米作りは昭和55年に始まったとの事。現在は、夏見の国道沿い約5アールを住民から借りて全児童が「田植え、稲刈り、餅つき」を体験している。PTAは地元の箕曲地域づくり委員会と協力して稲を育てている。
優良PTA表彰は、全国で129団体選ばれたが、県内では箕曲小だけだった。
PTA会長の森川豊さんは「PTAが表彰していただいたが、地域の方の応援のおかげだと感謝しています」と感謝の気持ちを述べた。本田校長は「餅つきは子供にとっては郷土学習にもなり、地域とのつながりを深める良い機会です」と話していた。


名張駅前イルミネーションでお出迎え

名張駅西口の南側入口の樹木に手製の雪洞(ぼんぼり)を取りつけ、小電灯を入れて点滅させ、にぎやかに飾り付けするイルミネーション「名張を訪れた人を歓迎する」企画が名張市観光協会女性部で進められている。
雪洞は会員が手製で作った縦20a直径10aの紙の筒。雨にもつよい透光性のある和紙でつくり、内部に小型電球を入れて17時30分から21時まで照らす。
期間は11月29日から翌年2月8日(八日戎)まで。点灯式は11月29日17時30分。


仮装コンテストやメイク・ハロウィンフェスタinいが2019

伊賀市文化都市協会は10月26日、あやま文化センター(伊賀市川合)で3回目を迎える『ハロウィンフェスタinいが2019』を開催した。仮装コンテストには、公募の19組59人が参加した。
ステージイベント、ゲーム、手づくり体験、食のブースなどや、入口ロビーでは「ハロウィンメイク」体験コーナーが設けられ、バザー作品などでめずらしい物がたくさん並び、入場者は関心を持って品物を吟味していた。


高校生開発の化粧品・人気シリーズ第2弾を発売

伊賀市の県立高校生がまたまた化粧品の新製品を発売した。あけぼの学園高の「ビューティークリエイト部」の生徒たち(102人)が開発した伊賀米の米ぬかエキスを最大限配合した泡ソープ「ピアニン・ホイップ」(280ミリリットル、税別880円)。今年3月に発売し、半年間ですでに2万3000本が売れた人気商品、美容ジェル「ピアニン・ジェル」のピアニン・シリーズの第2弾。このほど伊賀市役所で開かれた商品発表会で、生徒たちは「洗ってさっぱりするだけでなく、洗った後に、しっとり感もしっかり残ります。ぜひ使ってみてください」と懸命にPRした。
「ピアニン・ジェル」が好評だったため、購入者にアンケート調査したところ「セットで使える洗顔ソープが欲しい」との声が多く聞かれ、美容品メーカー「ビケント」(本社・津市)がジェルと同じく商品化・製造に協力し、完成させた。同部の生徒たちは5月から開発に取り組んだが、あくまで自然成分を全面的に使うことにこだわった。2日間かけて伊賀米の米ぬかエキスを抽出。さらに天然ユズのエッセンシャルオイル(精油)でアロマ効果も付け加えたのが特長。顔や手だけでなく、髪のシャンプーやボディーシャンプーにも使える。使用後、米ぬかエキスの効果か、ベールに包まれたような肌のうるおい感があるという。
当初2000本を製造。三重県下では「わたせい」8店舗をはじめ、「関ドライブイン」、「道の駅あやま」「大山田さるびの温泉」などで発売中だ。
問い合わせはビケント 電話0595(48)7757へ。


13年ぶりに能舞台

能の大成者・観阿弥が創座したといわれる名張市で10月13日、「名張薪能」が開催された。かがり火の中で演じられる幽玄の世界に市民ら約7百人が陶酔した。能楽の振興と継承に取り組む「名張市観阿弥顕彰会」の創立50周年と市政65周年の記念事業として開催、13年ぶりの薪能となった。
名張市役所市民広場に舞台が特設され、かがり火が焚かれた。まず、「名張子ども狂言の会」の子どもたちが狂言「清水」を上演。続いて午後6時に火入れ式が行われ、舞台を囲む三つのかがり火が灯された。
最初の演目は、大蔵流の狂言師、茂山七五三(しめ)さん。茂山宗彦さん、鈴木実さんによる狂言「千鳥」。酒をただで手に入れようとする男と酒屋の主人とのコミカルなやり取りが観客の笑いを誘った。
続いて、観世流能楽師の上野朝義さん(シテ)、福王知登さん(ワキ)らが能「野守」を上演。
夜空に地謡と鼓、笛の音が響くなか、山伏と鬼神が織りなす現世と異界が入り混じった能独特の世界が繰り広げられた。


高虎を大河ドラマに・第11回高虎サミットIN伊賀上野

戦国武将だった藤堂高虎にゆかりのある自治体が集まる「第11回高虎サミットIN伊賀上野」が10月5日、上野市丸之内の伊賀上野城で開催され、高虎にゆかりのある伊賀市、名張市、津市、玉城町、熊野市、兵庫県養父市、愛媛県今治市、滋賀県甲良町の自治体から首長か代理者が出席し交流を深めた。
高虎は滋賀県高良町の出身。仕えた主君は羽柴秀長等多数だが、大阪の陣や関ヶ原の戦いで戦功をあげ、愛媛県今治市では今治城主になり、次いで安濃津城主、伊賀上野城主になり、ついに32万石を領する大名になった。
天守閣1階では主催者の岡本栄伊賀市長、津市の前葉泰幸市長、前田國男名張市副市長、野瀬喜久雄滋賀県高良町長ら8人と子孫の藤堂規矩子さん(上野忍町)が車座になって会議をした。岡本市長は「高虎の遺徳を現代に伝えるため自治体間の絆を深めよう」とあいさつ。高虎が築城した赤木城がある熊野市の加入を承認した。
本丸広場の特設ステージで気勢
ついで本丸広場に特設されたステージでオープニングセレモニーがあり、岡本市長が「高虎公は無骨なイメージがあるが、文化人でもあった。遺徳を偲びたい」とあいさつ。「NHK大河ドラマの実現に向け、大きなうねりにしていくよう努めたい」と述べサミット宣言を読み上げた。
その後、甲冑を着た「武装隊」約120人が槍を持って先導し参加者一同は藤堂藩の藩校だった国史跡・旧崇広堂に向かった。崇高堂では三重大学の藤田達生教授が「江戸時代の設計者―藤堂高虎」と題して基調講演をした。
天から預かった領地領民
藤田教授は「高虎は身長190センチくらいで体重100キロくらいの大男で戦場では手柄を立てたが、人当たりがよく人付き合いもうまかった。朝廷との人脈も築き、家康と朝廷のパイプ役にもなったとみられ京都、奈良周辺の有力な人脈を関東にいた家康らにつなぐ重要な役割を果たした。また、「武士でありながら建築への造詣が深く、大工らの職人とも付き合いが深かった。若いころから建築に興味があったらしい。これが築城の名人に関係している」と話した。
また、領地や領民は天から預かったものだとする「預治思想」にたち、最初の「藩」をつくり全国に広げたことや国替えを進めて戦国大名を藩主に変貌させたことを紹介した。
続いて開かれたパネルディスカッションでは、滋賀県彦根市の担当者が「彦根藩(井伊家)と藤堂藩は西日本の反徳川勢力を監視する役割を担い幕藩体制の確立に寄与した」と話した。


夜間照明機器を名張市に寄付

平成30年3月に閉校した三重県立名張桔梗丘高等学校同窓会は10月1日、簡易式夜間照明機器一式を名張市に寄付した。この照明機器はスポーツの夜間練習や災害時の照明として利用できる。寄付者の代表として名張桔梗丘高校同窓会閉校記念事業実行委員会の瀬森敏明会長、大藪泰明副会長が目録を亀井市長に手渡した。永岡禎同窓会長も立ち会った=写真。  
亀井市長は「桔梗丘高校が閉校され大変寂しいことと拝察します。このたびは高価な照明器具を御寄贈いただき大変感謝しております。百合が丘に開設したホッケー場や災害時の避難場所に使用させていただきます。ありがとうございます」と謝辞を述べた。
瀬森会長、大藪副会長は「45年間市民の皆さんにお世話になった学校です。残念ながら閉校されましたが、お世話になった市民の皆さんに感謝の気持ちを表す記念品です。今後、三重とこわか国体など練習や試合があり、使っていただく機会もあると思います。有効に使っていただければ大変うれしいです」とあいさつを。
照明器具は電源がバッテリーで照明の距離は長くスポーツの練習などに利用できる。


今年も盛大に開催!第14回隠街道市

第14回隠街道市は10月13日9時30分から16時まで名張市街地で行われる。
○名張商工会議所ワイワイ!にぎわい出店通りは上本町サンロードでワゴンセール。
 商工会議所会員、青年部が出店、近大高専生が模型を展示する
○名張の地酒飲みくらべ中町『はなびし庵』。
 まぼろしの酒「はなびし」、名張の隠れ酒「乱歩誕生」、「名張忍法帖」を飲みくらべできる。
○隠街道市記念講演=名張藤堂家邸跡で。
 「名張藤堂家物語2」
 昨年に引き続き名張藤堂家の歴史や治世について郷土史家・門田了三氏が語る。また、和みの会による邦楽演奏も催される。
 企画展 「藤堂高吉と名張藤堂家」
○丸之内区主催 寿栄神社及び桔梗会館。
○乱歩の世界=江戸川乱歩生誕地碑広場
○イオン名張店 リバーナワゴン市
○まごころ市場
○「隠の街」演奏会=福祉センターふれあい
 名張中学校オーケストラ部、名張高等学校吹奏楽部
○あついぞ「NA・BA・RI」=中町鳥居周辺
○三重のこころ こどもあそび広場=本町妙典寺会館前


開催に向け事前学習も・名張薪能 13年ぶりに野外で

「観阿弥創座の地」と胸を張る名張市だが久しく野外公演は中止されてきた。が、今年は13年ぶりに野外の市役所前広場で開催されることになった。また、今回は事前学習会もあり、市民に参加を呼び掛けた。
野外公演を中止したのは費用削減のためだったが、今年は名張市観阿弥顕彰会の創立50周年であり、市政65周年にあたるために薪能を企画した。事前学習会には観世流の上野朝義さんらが「野守(のもり)」の見どころなどを語った。


俳句と日本画のコラボ・青山讃公舎のコレクション展

伊賀の有名な日本画家・故穐月明さんが残した俳画のコレクションで俳句を味わう『絵で観る俳句』展が9月14日から伊賀市別府の美術館「青山讃公舎」で始まる。松尾芭蕉や正岡子規、種田山頭火らの句や文を題材にして描いた穐月さんの作品を中心に54点を展示する。入館無料。
穐月さんは1981年に京都から転居、2016年に美術館を開館、17年に亡くなり、遺族が美術館と作品を市に寄付した。市は来年4月から「青山讃頒舎」を市立美術館にする方針。
同館には穐月さんの遺族らが設立した一般財団法人「東洋文化資料館青山讃公舎」所蔵のほか、寄付された市所蔵、他館や個人蔵の作品も展示する。
穐月さんが描いたのは「月日は百代の過客にして」で始まる芭蕉の『奥の細道』の冒頭や、山頭火の「松風に明け暮れの鐘ついて」の句を題材にした作品など。
俳人の自筆とされる作品は芭蕉や芭蕉の門人の各務支甲考、自由律俳句で知られる山頭火や尾崎放哉、大橋裸木の句、萩原井泉水の箱書きなどを展示する。裸木は一時、療養の為同美術館の近くに住んだこともある。
会期は12月23日までの土曜、日曜、祝日となる。平日は予約対応となる。
関連事業として初日の14日はハイトピア伊賀(上野丸之内)で芭蕉に関して。10月16日は青山公民館(阿保)で裸木についての講演会を開催。


伊勢湾台風から60年・当時の惨状を展示

60年前の昭和34年(1959)9月26日、東海地方を襲い、名張市内で死者が11人。家屋の全壊24戸、半壊228戸、流出102戸、床上浸水は1037戸になった大災害。
この記録を当時19歳だった松田賢治さんが撮影。今回、社団名張の松田賢治として名張市新町の旧細川邸やなせ宿で公開され、多くの参観者が来ている。
当時、地元銀行の大阪支店に勤務していた松田さんは、宿直勤務のため大阪で一夜を過ごし、翌日帰宅した。名張駅付近では被害を感じなかったが、本町、新町まで帰ると様相は一変していた。街には泥や流木がごった返し、想像もできなかった惨状だった。
弟も大阪から戻り家の中の泥を掻きだしたり、畳を外で干したりした。カメラが趣味であり、作業の合間に撮影をした。
市内の泥の山は写真の通りだが、鍛治町橋が木造で流されたため、流木が下流の黒田橋に引っ掛かり。鉄筋コンクリートの黒田橋も一部壊れた。
「多くの方が見に来てくれる。伊勢湾台風の惨状を再認識していただいているようだ」と松田さん。
当時、北田市長は自衛隊に出動を要請。災害救助法の適用で自衛隊が後かたづけ復旧をしてくれた。
旧町の井戸に濁水が入り、飲料水に適さなかったので、自衛隊による給水もあった。
当時、名張への出入り口の橋、新町橋、黒田橋、大屋戸橋は崩壊し交通に不便をきたした。


ボヘミアンラプソディ・なばり名画座で上映

毎年秋に映画の名作を上映している「なばり名画座」(実行委員会主催)は、今年は9月8日に名張市松崎町のadsホールで英国ロックバンド「クイーン」の伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」(2018年)を上映する。これまでは国内作品を上映してきたが、映画イベントは年1回上映約20年前からはじまり、実行委員会主催としては9回目となる。
実行委員会の的場敏訓さん(60)は「今回の作品は、クイーンの名曲が数多く使われ、ホールの音響のよさも生かせる作品」と自信をもって話している。
上映は1回目が午後1時30分、2回目3時50分。午後1時からは的場さんのシネマトーク「知られざるクイーンの素顔」がある。会場には的場さん所蔵のクイーンのレコードジャケットや雑誌などが展示される。
問い合わせはadsホール電話64局3478まで。


百合が丘にホッケー場が完成

名張市が2012年の三重とこわか国体ホッケー会場として整備していた市民ホッケー会場が百合が丘西の市民センター隣コミュニティ広場に完成し、8月10日にはオープニング式典が行われ、市民に披露した。地元の子どもたち約120人が国体のPRソング「とこわかダンス」で盛り上げた。
式典で亀井利克市長は「実りある国体にし、競技力向上やジュニア養成に努め、ホッケーのまちとして育てたい」とあいさつ。
予選に出場する選手らが新コートで感触を確かめた。ホッケー元日本代表で、国体予選に出場する古里竜二選手(40)と津田志穂選手(32)がパスやドリブル、シュートなどのデモンストレーションを行った。古里選手は社会人チーム「三重クラぶ」の選手兼コーチで「使いやすいコートができた。名張から日の丸を背負ってプレーする選手が生まれてほし」と期待。津田選手は強豪・南都銀行の「シューティングスターズ」の選手兼コーチで名張市在住。「国体を機に名張にホッケーが広まってほしい。そのためにも、いろんな大会で結果を出したい」と意気込んだ。
式典後、今春ホッケー部が誕生した県立名張青峰高校が早速練習を開始。森中恒希主将は「全国レベルは高いが、ホームグランドの雰囲気の中で試合ができる。頑張りたい」と話した。県内初の人工芝競技場で23日から茨城国体東海地区予選の試合が始まる。
同ホッケー場は百合が丘団地開発時、中学校建設予定地とされていたが、中学校は赤目中学に統合、その後は市有のグランドとして地域が適宜利用してきた。予定地のうち7100平方メートルを日本ホッケー協会公認の長さ91.4メートル、幅55メートルの専用コートとして使用、さらに470席の観客席を設けた。
コートは人工芝。細かな砂を配置し、総工費は国や県の補助金を含めた約2億850万円。三重国体では、同会場とメイハンフィールド(陸上競技場)を改修したコートをホッケー会場として使う。


藤堂高吉公の生涯たどる

名張でひっそりと暮らした藤堂高吉公の生涯をたどる企画展「藤堂高吉と名張藤堂家」が、市郷土資料館(安部田)で開かれている。9月8日まで。名張藤堂家の初代当主・高吉は寛永13年(1636)、名張に入封し、名張の発展の礎を築いた。今回は戦国時代、悲運な生涯を送った高吉と高吉から始まった藤堂家について紹介している。名張市指定文化財の古文書や名張藤堂家に伝わる調度品など約40点が展示されている。
会場には藤堂家の家系図や高吉の伝記・藤堂高吉公一代記、柳生但馬守お書状、村部家旧蔵田中文兵衛知行文書、藤堂家に伝わる桔梗の紋入りの椀(わん)などを展示。江戸時代の名張の絵図、藤堂家屋敷の図面なども紹介している。


6万人が「喜寿」の花火に酔う

令和初の名張川納涼花火大会が7月28日、名張川新町河畔を中心に行われた。開催日は昨年、一昨年と3年連続順延となったが、約6万人(主催者発表)の人出があり、夜空を彩る夏の風物詩に酔いしれた。
今年のテーマは「三世代(昭和、平成、令和)伝統つなぐ喜寿花火」。例年同様、今年も地元新町区の男衆がたいまつを対岸の愛宕神社に奉納する「愛宕の火祭り」でスタートを切る花火大会だったが、台風接近による河川の水量が多く、火渡りは中止となった。午前には同時開催の天正しぐれ供養が丸之内の万霊しぐれ供養塔であり、名張青年会議所らを中心にとり行った。
77回を迎えた花火はスターマイン、仕掛け「ナイアガラ」、ワイドスターマインなどに加え花やキャラクターを型取った色彩やかな5000発が夜空に輝いた。名張産業会館アスピア駐車場ではダンスなどのイベントもあり、訪れた人は伝統の花火大会を楽しんだ。


楽しい休日・ひまわり観賞会

第6回ひまわり観賞会が7月21日、名張市新田のみはたメイハンランドを中心に開催された。地元住民が育てた周辺のヒマワリ畑で、大声コンテストやヨサコイソーラン「せやて隠(なばり)」踊りなどがあり、訪れた人を楽しませた。またグランドゴルフホールインワン競技や写真コンテストも人気で、入賞作品は美旗まちづくり協議会通信で発表されるなど、楽しい休日を過ごした。
美旗まちづくり協議会が主催する催しで、ヒマワリまつりを多くの人に周知し、美旗の歴史を知ってもらうのが目的。協議会によると3年前から600平方bの畑に種をまき、約1万本の花が咲いているという。
名張市一番の古墳群がある美旗地区だけに、参加者はヒマワリ畑のすぐそばの毘沙門塚や女郎塚、駅近くの有名な新田馬塚も見学していた。


福祉に役立てて・宅建伊賀青年婦人部

三重県宅建協会伊賀支部青年婦人部は7月11日、名張市社会福祉協議会の善意銀行へ福祉や災害支援に役立ててほしいと金10万円を寄付した。浄財は春の名張桜まつりで得た屋台店の収益金。
亀井利克市長は「毎年、浄財を寄付していただき感謝しています」と礼を述べた。また、名張市社会福祉協議会の奥村和子会長は「毎年の寄付には本当に感謝しています」と話した。
風間光青年部長と中井伸一副会長は「先輩から受け継いだよき伝統、慣習です。これからも続け、後輩にも伝えたい」と話していた。


名張地区上八町で七夕まつり

名張地区の小祭りの先陣を切った七夕まつりは7月6日、旧初瀬街道沿いの上八町で行われた。雨が心配されたが、まずまずの天候の中、多くの家族連れでにぎわいをみせた。金魚すくいや抽選会、伊賀米を獲得するジャンケン大会などは子供たちに大人気。
通りには地元商店会の八和会が、周辺の河原から用意した19本の竹を並べ、「天の川」「勉強ができますように」など、それぞれのおもいを書き入れた短冊を飾った。昭和32年から始まった恒例の催しに、渋谷行則会長(64)は「年々、若い人も少なくなっていますが、名張の最初の夏まつりだけに、精いっぱいやりたい」と話していた。
他地区の夏まつりは次の通り。
松崎町=バザーなど祭礼協賛行事(7日、集議所特設会場)、秋葉・愛宕神社大祭(12日、同)▽中町=金毘羅宮目並祭(10日、中町金毘羅さん前)▽榊町=祇園祭り(11日)▽東町=両社八幡宮夏祭り、花火大会(14日、八幡宮付近)▽丸之内=寿栄神社夏祭り(18日、寿栄神社)▽桜ケ丘=夕涼みの集い(20日、カルチャーパーク児童公園側駐車場)▽元町=簗瀬稲荷神社夏祭り(28日、簗瀬稲荷神社内)▽鍛冶町=愛宕祭り(24日、蛭子神社境内)▽新町=愛宕の火祭り(27日、新町愛宕神社)▽平尾=平尾区夏祭り(8月15日、平尾会館)▽栄町=栄町区夏祭り(17日、栄町ちびっこ広場)


「養護施設の子ども達」宗教者連帯会講演会

名張市内で宗教枠を超え活動する名張市宗教者連帯会(耕野一仁会長)は5月23日、名張市民センターで「心の時代 宗教が果たす役割・養護施設の子ども達」と題した講演会を開催、会員をはじめ、一般市民約60人が参加した。講演を前に、市内で活躍するバイオリン奏者の水谷万理子さんが「新世界よりラルゴ」などを演奏、参加者を感動させた。
講演会は、社会福祉法人児童養護施設・金城六華園(名古屋市)の施設長・安藤昭丸氏が「夢と希望・幸せが実感できる社会をめざして」と題し宗教が果たす役割を話した。
金城六華園は昭和9年、児童福祉法に定められている保護者のいない児童や虐待を受けている児童など、環境上、養護を要する子どもたちを入所させ、相談や自立に向け援助を行う施設。
入所した子どもたちは施設にいる間は必要なものは与えられ、不自由なく生活できているが、受け身になりすぎ、自立できない子供が多い。現在は18歳になり施設を去った後のフォローがまだ十分ではなく、親と同じ道をたどり、子どもを施設に入れてしまうという連鎖も生まれているという。
講演会に参加した梅が丘の樋田正一さんは「子どもたちは何の罪も問題もない。立派に成長してほしい」と話した。


つつじが丘幼稚園新園舎が完成

認定こども園「つつじが丘幼稚園」(藤森至園長、名張市つつじが丘北3)の新園舎完成式が6月23日、同園であり、川崎二郎代議士、亀井利克市長、中森博文、北川裕之県議と地元選出の常俊朋子、富田真由美、足立淑絵市議のほか自治会長らが出席し、竣工を祝った。
亀井市長は「認定こども園の施設整備は、文科省所管の幼稚園と厚労省所管の保育所の幼保一元化によるもので、子どもの保育はむろん、女性の社会進出により、低年齢の保育が必要となり、保育事業の充実が望まれた結果です。つつじが丘には子どもが多く、小学生も増加の傾向にある。幼稚園、保育所の幼保一体型の認定保育園として、地域へのますますの貢献が期待される」と祝辞を述べた。
新園舎は鉄骨2階建、延べ1400平方メートルで、旧園舎の老朽化に伴い建て替えた。給食調理施設を新設したほか、トイレを様式化し、水族館のような絵をあしらうなど「子どもが使いたくなる場所」を目指した。設計は尾形建築事務所。
総事業費は約4億6000万円。藤森園長は「子どもが大人になったとき、つつじが丘は楽しいまちといえる教育をしたい」と述べた。


名張商議所女性会・アジサイ咲いた

名張産業振興センター・アスピア(南町)前の花壇で、アジサイが白い花を咲かせ訪れた人の目を楽しませている。名張商工会議所女性会が昨年9月、創立から半世紀を迎えた50周年を記念し、104株を植樹したもの。これまで道路沿い約26平方メートルに植えてあったツツジが枯れたのを機に、「会議所の玄関先を美しくしたい」という声が上がったことから、記念事業の一つに盛り込んだ。
同女性会は昭和43年8月、名張商工会議所婦人部として結成。これまで各界から講師を招き勉強会を開催、さらに映画会や、女性目線でのファッションショーを開くなど、多催な事業を行ってきた。
玄関先に優しく咲くアジサイの開花について、岩見敬子会長は「女性会創立50周年記念事業として植えたアジサイがきれいに花を咲かせました。春には桜、ハナミズキ、アジサイと季節の移り変わりを感じていただければうれしいです」と話していた。


市立病院に翻訳機寄贈

自動車部品メーカーのボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパン(名張市八幡工業団地、三島邦彦社長)が、名張市立病院に外国語翻訳機2台を寄贈。6月7日に同病院隣の介護老人保健施設・ゆりの里ホールで贈呈式があり、三島社長が亀井利克市長に同機を手渡し、藤井英太郎院長らが立ち会った。
翻訳機は英語、中国語、イタリア語など74か国語に対応が可能。昨年は外国人と思われる外来患者が153人あり、このうち救急外来は51人だった。藤井院長は「診察時の言葉の壁は厚い。問診、説明に大いに役立てたい」と礼を述べた。
三島社長によると、同席した財務部長のマテオ・ジョウディチさん(イタリア国籍、40)の長男・エドアルドちゃん(1歳)が4月末、発熱や嘔吐をしたため、同病院に数日入院。その際、英語も話せるマテオさんの通訳として三島社長が付き添ったが、英語で医療用語などを詳細に説明するのは難しかったという。
同社は地域貢献活動のドリームプロジェクトの一環として、少年サッカー大会の開催や少年野球チームにテント寄贈などを行ってきた。
同社にはマテオさんのほか、技能実習生の外国人が約20人就労しており、三島社長は「名張でも多くの外国人がお世話になり、暮らしている。病気をしたとき、医師の診察がうまくいくには会話が大切。医師と患者の対話ができるようこの機械を使っていただきたい」と寄贈を申し出た。
翻訳機は、話しかけると、それを翻訳したい言語に変換し音声と画面に表示、相手に伝えることができる。贈呈式には同病院の藤井院長、看護婦長らが立ち会い、イタリア語と日本語で翻訳機を介して説明した。


面白い埋蔵文化財・郷土資料館の発掘どき!ドキ!展

名張市郷土資料館(安部田)で市内から発掘された出土品を展示する「発掘どき!ドキ!!」企画展が開催されている。6月30日まで。昭和50年代から始まった市内の遺跡発掘調査で蒐集した出土品のほか、東西の他地区から持ち込まれたものが並び、盆地に囲まれた名張市は、東西の交通の要衝だったことがうかがえる。市は団地開発の前に埋蔵文化財の発掘調査を行い、埋蔵文化財を多く保有していた。
主な展示は埴輪(はにわ)のほか、弥生時代から古墳時代にかけての多量の土器。さらに古墳に副葬された須恵器と発掘や土器の実測のために使用する用具、琴平山古墳の金属製品など。また県埋蔵文化財センター刊行の「発掘ってなんだろう?」をパネルを使い紹介している。
名張市の職員としてこの発掘にかかわってきた門田了三さんは、「発掘するときのどきどき感を子どもたちに味わってもらいたい」と話し「発掘の面白さを体験してみたいとの声が多く寄せられ、今回の展示を企画した」と述べた。


とびかう大型模型飛行機・柘植上友田KFCフライトショー

第17回KFCフライトショー(木津フライングクラブKFC・大井高三会長)が5月26日、伊賀市柘植上友田の飛行場で開催された。会場には飛行機をみながら伊賀市で晴天に恵まれた一日を・・と、多くの家族連れら約500人が集まり、青空に舞い上がる模型飛行機を楽しんだ。
模型飛行機は手作りのもので、両翼の長さは約1.2メートルから4.5メートル。色とりどりの型があり、翼も単葉、複葉とさまざま。混合油使用の2サイクルエンジンを搭載しており、エンジンの出力、方向舵の操作は無線で行う。約100〜300メートルを滑走後舞い上がり、高空飛行や宙返り、急降下などの技(わざ)が披露され、観客を沸かせた。
木津市から来た福広勉(58)さんは「模型飛行機のマニアになって20年くらいになる。自分が作った飛行機が空高く舞い上がると、製作の苦労も忘れます。飛行機の部品は模型飛行機屋から購買した。設計図がついており、組み立て方次第でフライトに大きく影響する。それが楽しい」と話していた。


育成園祭り盛大に

社会福祉法人名張育成会の育成園祭り(名張育成園保護者会、虹の会共催)が5月19日、同市美旗中村の園内で盛大に開催された。会場には手作りのバザーや露店が並び、にぎわいを見せた。イベントプログラムとして、大和幸治歌謡ショー、美旗虹の丘こども園の演奏、オレンジボイスのコーラスがあり、大勢の家族づれが歌と踊りを楽しんだ。特に伊賀琉真太鼓(蔵持)の太鼓おどりエイサー=写真=は勇壮でリズムがそろい、多くの人目を引いた。
バザーには地域住民や地元企業などから寄せられた日用品が並び、これらは、保護者会や虹の会が値付けなどを担当した。市川知恵子理事長は「地域の人たちに施設への理解を深めてもらうよい機会。今後も続けたい」と話していた。


なばりのたからもの認定・万葉集、乱歩研究者に

名張ユネスコ協会は5月12日、市総合福祉センター「ふれあい」で開催した総会で、万葉集研究の山田得二さん(88)=桔梗が丘6番町=と名張生まれの作家・江戸川乱歩の作品収集や資料編集などに取り組む中相作さん(66)=蔵持町原出=を「なばりのたからもの」に選び、認定証書を贈呈した。
山田さんは県立高校で国語を教え、津工業高校の校長を最後に退職し、地元で桔梗が丘公民館長などを務めた。なかでも万葉集研究は、約60年前、新婚旅行先の四国で知り合った愛媛大学教授が、名張題材の歌「わが背子は いずく行くらむ 沖つ藻の 隠(なばり)の山をけふか越ゆらむ」を知っていたことに感銘を受け、万葉集などの古典の研究を始めた。公民館では20年ほど前から続く「万葉の会」や枕草子や徒然草、書道などの市民講座も開き、古典文学の普及に尽力してきた。
山田さんは「名張は万葉時代とのかかわりが深い地域。市民の生涯学習のために少しでも貢献できればれしい」と認定を喜んだ。
郷土史家などの肩書を持つ中さんは93年から15年間、嘱託で市立図書館の乱歩資料を担当し、膨大な数の著作や関連文献情報をまとめた「乱歩文献データブック」や「江戸川乱歩著書目録」などを編集。個人誌「伊賀一筆」では乱歩の学生時代の肉筆手製本「奇譚」を活字化した。また乱歩の子孫とも親交を深め、講演会などを通じ市民に乱歩作品の魅力を伝えている。
中さんは授与式の記念講演を前に「山田先生は私の恩師で、在学中はいろいろご心配をかけた。今日の認定が先生と一緒で本当にうれしい」と喜びを表現した。
また、講演で中さんは乱歩の作品が現在も単行本やテレビ、舞台などに取り上げられていることを紹介し「時代が移り変わっても生き残る戦略的な作品として書かれており、日本一の作家」と乱歩を称賛。そして「これからも乱歩の魅力を発信するお手伝いをしたい」と話した。


国際的な科学者を

文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けた県立上野高等学校は4月26日、伊賀市を訪れ岡本栄市長に報告した。今後は国からの5か年で計4700万円の補助を基に、自から課題を見つけて解決し国際的に活躍できる生徒を育てる。
SSHは将来の国際的な科学技術人材を育成するため、理数系教育に力を入れ研究開発に取り組む制度。2002年度にスタートし、これまで全国で約200校を指定した。県下では四日市、津、伊勢、松阪が認定され、今回は桑名高と上野高校が指定を受けた。
上野高校は普通科と理数科があり828人が在校。市の人材育成事業を受け、総合的な学習時間に「上高未来学」を設けている。また、高齢化問題やまちおこしなど、地域の課題解決策を考える授業に取り組むなど、その成果が評価された。
松井慎治校長は「文系も人文科学、社会科学には理数的思考が必要。理数科に限らず全校生徒に未知のもの、答えのないものに立ち向かっていく力を育て、とびぬけた人材を伊賀から出したい」と話した。また、「今後は補助金でパソコンやタブレット、実験機材などを購入したい。そして国際的人材を育成する上高未来探究プログラムの開発に取り組みたい」と述べた。
岡本市長は「OBとしてはうれしい話だ。誇れる上高生を育ててください」とエールを送った。


2人の門出祝し号外発行

改元「平成」から「令和」へ――。天皇陛下の退位と皇太子殿下の即位に伴い、5月1日午前零時から元号は「平成」に代わり「令和」が施行される。それに伴い名張市は、今年は4月27日から5月6日まで10連休となる、新元号初日で、「大安」と日柄もよい5月1日に普段より婚姻届を提出する人が多いと予想し、新婚生活をスタートさせる2人に広報なばりの号外発行サービスを実施する。
すでに4月19日から名張市オリジナルデザイン戸籍届書を用意し、ホームページなどで紹介しているが、25日現在、休日窓口の問い合わせはあるものの、申し込みまでには至っていない。
広報なばり号外に掲載する写真は、新婚カップル2人が市庁舎1階に特設した新元号特別バージョンの記念撮影用バックボードで撮影する。小物を手にし、広報担当者から撮影を受ける。写真は2人の結婚を祝ったなばり広報号外としてその場で発行。記念の1枚となること請け合いだ。
サイズは広報なばりと同じタブロイド判でカラー印刷。紙面には「お2人の門出を祝して」祝2019年(令和元年)5月1日、○○さん○○さんご結婚おめでとう――の見出しと写真が掲載される。さらに「ご結婚おめでとうございます。平成から令和という次なる時代の幕が開けたこの歴史的な日に、人生のスタートを切る2人の幸せを心からお祈り申し上げます」という亀井利克市長のメッセージも添えられる。
また、当日出生届を提出された人も、子供の写真などデータとして持参すれば、同様のサービスが受けられる。午前10時から午後3時の休日窓口開設時間帯で対応。
広報担当者は、「広報なばりの号外を手にされ、末永く名張で定着していただき、愛着を持ってもらうきっかけになればと考えている」と話している。


火縄作り市文化財に

名張市教育委員会はこのほど上小波田地区で江戸時代から続く「火縄製造」を市の無形文化財に指定し、その技術を継承している上小波田火縄保存会の岩崎義孝会長(70)に4月11日、指定書を手渡した。
同火縄は京都の八坂神社の年越し行事「おけら詣(まい)り」の吉兆縄として使われている。火縄は当初、火縄銃や煮炊き用として製造されたといわれ、寛文11年(1671)の文献に記載がある。
火縄作りは江戸時代から藩の奨励で始まり、現在まで伝承されている。しかし後継者不足から一次途絶えそうになり、9年ほど前には高齢の岩崎筧一(けんいち)さん(故人)ただ一人になったことがある。
危機感を抱いた地区住人は3年前、上小波田火縄保存会を結成、岩崎義孝さんから技術の伝承を受け継いだ。すべて手づくりで、今では30代から70代の会員6人がその伝統技術を守っている
製法は青竹の皮の部分を薄刃のナタで紙のように薄く削ぎ、これを数本ねじり合わせて長さ3・3bの縄にする。これを乾燥させ、火が付きやすく仕上げる。
機械を使わない脂の多い名張の火縄は日持ちがよく、吉兆縄としては人気がある。京都の八坂神社には昨年、1000本納めたという。
交付式で上島和久教育長は「伝統を受け継いでいくよう支援したい」と話すと、岩崎会長は「自宅に専用の見学工房をつくり、後継者育成をしたい」と述べた。


赤目滝で安全祈願

春の行楽シーズンを迎えた3月31日、名張市の名勝・赤目四十八滝で安全を祈願した滝まいり護摩供養行事があった。滝入り口の延寿院を出発した山伏らは、法螺貝(ほらがい)を先頭に渓谷に向かった。
千手滝に到着した山伏(やまぶし)はまず、滝の開祖「役之行者」(えんのぎょうじゃ)を祀(まつ)った殿舎の前で祈祷(きとう)。続いて荒縄を張った結界の中に入り、般若心経と不動明王の御真言を繰り返し唱えた。太鼓のリズムに乗った「ノウマクサンマンダ バザラダンセンダ」の読経は拡声器によって渓谷に大きく響いた。 
行者たちは結界「東、西、南、北」の隅に向かい、破魔矢を放ち悪魔を退散。ついで、護摩木に火をつけ、大日如来に火を捧げた。白装束の善男善女23人が滝壺に入り、肩まで水に浸かった。水温は4度、子どもが泣き出す寒さ。三重大学のロシア留学生の姿もみられた。奈良県から来た水野治夫さん(42)は「今年は厄年ですが、護摩行で厄払いをしました」と元気に話した。


新入学児に寄贈・名張市内の5団体

名張市内の各種5団体は3月28日、新入学児童に使ってもらおうと交通安全関連などの物品を市教育委員会に贈った。
名張ライオンズクラブ(稲垣昌司会長)は黄色のランドセルカバー、名張地区交通安全協会(野中敬子会長)からは交通安全ワークブック、名張地区防犯協会(奥田信雄会長)は標語が入ったクリアファイル、三重県トラック協会(亀山仁保伊賀支部副支部長)は交通標識入り下敷き。北伊勢上野信用金庫(滝川康夫専務理事)からはご当地キャラクターが描かれた自由帳が贈られた。
市役所で贈り物を受け取った上島和久教育長は「毎年、新入学児童にプレゼントをしていただきありがたい。少子化時代だが、名張市の入学者は661名で、ここ2〜3年は減っていない。新入生には通学の安全が1番大切。役立てていきたい」と礼を述べた。


名張チーム再度の優勝・奈良メディカルラリーで

病院前救護の知識や技術を競う第4回奈良メディカルラリーが3月16日、南奈良総合医療センター(吉野郡大淀町)であり、名張市の「NABRI EMS Team SHIN〜心〜」が優勝し26日、市役所で喜びを報告した。
2月開催の第10回愛知メディカルラリーにも同名のチームが優勝しているが、今回のチームは別のメンバーで結成されたもので名張市には2組のチームがあり、その1つが前回に引き続き優勝。2組続けて優勝した栄光に亀井利克市長は「市民の安全安心にとって大変ありがたい、喜ばしいことだ」とねぎらった。
メンバーは名張市立病院の近藤誠吾医師(総合診療科)と橋本真吾医師(初期研修医)、三木千秋看護師(名張市立病院外来)、武田江美子(同)、橋本英明救急救命士(名張市消防本部)、山下純輝(同)氏の皆さん。2位はAIソース(沖縄県)、3位 BE KOBE(神戸市)で奈良県9組、大阪府、兵庫県、熊本県など各1組の合計17チームが参加した。


FCくの一主将1日駅長・忍者市駅で「出発進行」

伊賀市を拠点とする女子サッカーなでしこリーグ1部・伊賀FCくノの杉田亜未主将が17日、忍者市駅(上野市駅)で1日駅長を務めた。
忍者市駅の玄関で1日駅長の辞令を受け取った杉田さんは、関係者と共にホームに向かい電車の入構を待った。電車が到着すると、乗客の乗降が終わると列車の横に立ち、右手を高く上げた。杉田さんが出発進行の合図後、電車は汽笛を鳴らして静かに動き出した。その様子を待ち構えたフアンがカメラを向けた。
他の選手らと共に後続の電車に乗った杉田さんらは、伊賀神戸まで乗車し、メンバーの写真入りティッシュペーパーを乗客に配り、チームのPRを行った。


独の国際大会出場・名張高卒の堂アさん市を訪問

名張高校を3月1日に卒業した堂ア月華さんが23日にドイツで開催する柔道「チューリンゲン国際大会」の57キロ級に日本代表として出場することが決まり4日、名張市役所の亀井利克市長を表敬訪問した。
大会はジュニア世代の登竜門。対戦相手の外国人選手について、黒帯姿の堂アさんは「手足が長いので、足技を使って崩したい」と戦法を披露。国際大会は初出場で「日の丸の重みを感じます」と話した。
堂アさんは愛知県岡崎市出身で小学校1年生から柔道を始めた。女子柔道の名門・名張高校へ進学し、実力をあげ、昨年は全国高校総体で準優勝した。全日本柔道連盟のジュニア強化選手に選ばれるなど、今回の出場資格を得た。
亀井市長は「柔道の名門である名張高の名声を世界に広げて下さい」と激励した。


2位に大差つけ優勝・名張チーム メディカルラリーでV5

医師や看護師、救急隊員で構成する名張市の救急救命チーム「Team  Shin〜心」が2月下旬開催の救急技術を競う第10回愛知メディカルラリー大会で優勝した。平成28年から県内外の大会に出場、その都度優勝し、今回で5度目の快挙。訓練を積み重ねた経験や技術は日常の現場でも役立っており、市民にとってはありがたい存在だといえる。
同チームは現在、市立病院の医師、看護師、消防本部の救急隊員ら35人で構成、勤務の合間、合同で練習を重ねてきた。28年の第1回目のラリーや翌年の第8回愛知メディカルラリーなどにも優勝している。
今回の大会は、愛知県豊田市で行われ、参加者は愛知を中心に16チーム。名張市のチームは6人編成で津波による大規模災害や交通事故、プールでの感電事故など、8種類のシナリオをこなし、救護活動を実践した。患者役のスタッフを配した仮想の救急現場で、処置の速さや正確さなどが評価され、結果、名張市チームは2位に大差をつけて優勝した。
チームリーダーで消防本部救急救命士の西田勝太さんは「同じメンバーがいつでもそろうのは難しいが、時間をやりくりして練習を続けている。4年間の積み重ねで全体のレベルが上がり、優勝できたと思う」と表情をほころばせた。また、市立病院の笹本浩平医師は「総合内科が専門だが、ラリー参加のために他の診療科目も勉強。救急隊員とも顔の見える関係になり、日常の仕事にも役立っている」と話した。


だんじり新品に・本町地区約1100万かけ修理

名張秋祭りにお目見えする名張市本町のだんじりが2月21日、大阪の専門業者でオーバーホールされ、地元に引き渡された。半数以上の古い部材を取り替え、きれいに洗浄・磨かれ、新品によみがえっている。背が高いだんじりだけに上屋根が外され、分けて運般されたが、基地の本町ダンジリ庫に戻ると元通りに取り付けられ、期待通りの雄姿をみせた。
氏神・宇流冨志禰神社で行われる10月の例大祭には、各町内から神輿(みこし)や太鼓台が出されるが、本町のだんじりは落ち着いた貫禄があるとして知られている。戦前は上本町、中町、新町にもあったようだが、戦後は、本町地区だけになった。本町のだんじりには子ども10人、大人4人が乗り、笛や太鼓などを演奏しながら市内を曳航(えいこう)する。
 長さ、高さとも約4メートル、幅約2・2メートルのケヤキ造り。屋根は唐破風で鳳凰(ほうおう)を彫り込んでいる。江戸時代の末期に造られたもので、大正時代に大和高田から中古のだんじりを購入したといわれており、制作後100年以上が経ち、かなり老朽化していた。
そこで、本町区では、国の文化芸術振興費補助金約920万円を活用し、さらに、2年前に収納庫建て替え時に住民から募った寄付の残金を加え、約1100万円の修理費を捻出。昨秋の祭り後、大阪府岸和田市の工務店へ修理を依頼した。
修理は分解して各部を丁寧に洗い、磨きがかけられた。傷んだ部分は新品となり、舞台の高欄や飾り金具車輪などは取り替えられた。
色がきれいになっただんじりに、地元では「新品のように見える」と驚き、「引き手が増えて祭りが盛り上がればありがたい」と満足顔と期待感を話していた。


12名140点の力作・青峰高美術部の作品展

県立名張青峰高校美術部の作品展が名張市元町のリバーナホールで2月15日から17日まで開かれた。油絵、水彩画、アクリル画など生徒12名の作品140点が展示された。
会場は伊賀地区の高校生美術部が共同展示するKNIT(ニット)展をしのぐ力作が並び作品数、質とも重厚さを感じさせた。
特に北谷舞乃さん(3年生)の100号油絵「母」は海中をモチーフにした。名張市美術展覧会で「岡田文化財団賞」を受賞したもので、3年間の作品50点を出品した。美術指導の永井学先生は「北谷さんは美大を目ざして頑張っている」と話していた。


新春舞踊花舞台

第16回目を迎えた新春舞踊花舞台(名張文化協会日本舞踊部会主催)が2月10日、名張市丸之内の総合福祉センターふれあいホールであり、市内の10団体が出場、27舞台を見事な踊りで披露した。
出演流派は壽扇流壽扇会、舞踊「輪の会」、五十鈴の会、ことぶき会、壽扇流壽扇会、鳳扇流扇友会、藤間龍羽路の会、藤間緋桜の会、鶴乃会、四季を舞う会らの皆さんで、協会の舞踊部会に所属するすべての団体。
民舞と長唄を演じた名張市百合が丘在住の藤堂静さんは、舞踊「輪の会」に所属、名張で20年間舞踊に励み堂々と着物姿で舞台をこなした。夫が四国の出身という静さんは「こちらの殿様の藤堂さんとは関係ありません。名張市へ移住した当時、NHKから問い合わせの電話がありました。殿様の一族ではないかと思ったのでしょう」と演競を終えた後、話していた。


伊賀庁舎で夢のコンサート

新日本フィルハーモニー交響楽団のヴィオラ奏者と上野高校吹奏学部による新庁舎開庁を記念したドリームコンサートミニが2月3日、伊賀市新庁舎のエントランスホールで開催された。上野東ロータリークラブが主催したのもで、平成23年4月にも新日本フィルの弦楽オーケストラと上野高校と伊賀白鳳高校とが共演しており、今回も高校生の演奏クリニックの成果として披露した。
新日本フィルからはヴィオラの吉鶴洋一氏とハープ・見尾田絵里子氏、ホルン・松田俊太郎氏の3人が出演。選抜メンバーらによる各楽器の二重奏や坂井貴祐作曲の同校ブラスバンド部と交響楽団メンバーによる「セレモニアル・マーチ」、菅野よう子作品の「花は咲く」など13曲をかなでた。
演奏を前に新日本フィルのビオラ奏者・吉鶴洋一さんが「2010年から上野高校の生徒を指導しドリームコンサートを開いている。今回はそのミニ版」と話した。


女性に人気やさしい光・上野の赤井邸でガラスひな展

全国で活躍するガラス作家31人によるガラスのおひなさま展示会が1月25日から伊賀市上野忍町の武家屋敷・赤井家邸(国登録有形文化財)で開催されている。2月2日まで。2府11県から100点の作品を集め「今年は、お好きなおひなさまと一緒に楽しんでみませんか」と来場を呼びかけている。伊賀市文化都市協会の主催。出品作品は吹きガラス技法で作ったガラスビンもどきのおひなさまで、全てがやさしい光を放っている。展示品は数千円から9万円まで。来場者は中年女性が多く、熱心に見入っていた。文都協会の関係者によると「昨年は50セット展示し、9割が売れました。今年はどれも魅力的なものばかりで期待しています」と話していた。現品、引き渡しは展示会終了後になる。
問い合わせは電話0595(22)0511まで。


八日戎の福娘決まる

名張市鍛冶町の蛭子(えびす)神社で2月7、8日催される「八日戎」で、縁起物の吉兆(けっきょ)や熊手を授ける福娘3人が20日、決まった。今年は名張高校3年の奥野まおさん(18)=春日丘2番町=と市職員の森下亜季さん(21)=赤目町柏原=市臨時職員の小林花恋さん(23)=梅が丘北2番町=が務めることになった。
八日戎は商売繁盛を願い、市内外から2日間にわたり約3万人が訪れる祭り。振り袖姿で縁起物を販売する福娘は祭りを盛り上げる。
この日は神社で選考会があり、福娘に応募した女性7人が出席。一人ずつ順に箱の中からくじを引き、「福」と書かれた紙を引き当てた3人が選ばれた。
3度目の挑戦で「福」を勝ち取った小林さんは「今年は年女で福が授かったのでしょう。参加できてうれしい」と語り、昨年も応募したという森下さんは「再チャレンジが実ってうれしい」と喜んだ。また、奥野さんは「高校卒業のいい思い出になります。ふるさとのためにお手伝いしたい」と話した。
3人は7日の宵宮と8日の本宮で「ようお参り」と声をかけながら、ネコヤナギの枝に大判小判や福俵、千両箱を取りつけた吉兆を参拝客に授ける。


今年も消防出初式

名張市消防団の出初式が1月13日、夏見のHOS名張アリーナ(市総合体育館)で行われ、市消防本部、消防団員ら約500人が参加した。鈴木英敬知事は「昨年は各地で大きな災害が多発した。地域の安全安心を確保するため、消防団の役割は重要」とあいさつ。亀井利克市長も「大難を小難に抑える消防団は市民から信頼されている。本年も健康に留意され、一層の活躍を期待している」と訓示した。
亀井市長による人員、姿勢服装点検のあと、優良消防団員らの表彰に続いて、桔梗が丘幼稚園の幼年消防クラブの防火演技、女性消防団員が扮するキャラクター「アンシンダーL」ダンス、比奈知分団すずらん台班NSS18によるバンド演奏が披露された。
式典終了後、市長観閲の下、消防車両が会場を出発し、鍛冶町橋下流の名張川畔で恒例の放水訓練を行った。赤、黄、青など7色の一斉放水が行われ、多くの市民が見守った。放水に使った染料は食用染料を使用した。


地域産業の活性化を・名張商議所新年祝賀会で決意新たに

名張商工会議所の新年祝賀会が1月7日、南町の産業振興センター・アスピアであり、会員と来賓約200人が祝った。来賓には亀井利克名張市長のほか川崎二郎、中川正春衆議院議員、中森博文県議会議員、川合滋市議会議長、木津川上流河川事務所の田中徹所長らが出席した。
あいさつに立った川口佳秀会頭は、平成最後の年となった昨年を振り返り、会議所の設立60周年を祝った、記念事業を盛大に挙行したと報告。日本経済について、景況は74か月連続で戦後最長で、業績は好調だとしながらも、人材不足と消費増税による影響で予断を許さないとした。
商工会議所が求められている使命は重要であるとして、地域の厳しい経済環境の中、人口減少による需要の停滞と縮小傾向を懸念し、経済の好循環を生み出す「地産外商」「内需内商」の増進が地方再生を実現するカギになると述べ、次の政策方針を示した。
地域産業の活性化、地域まちの再生への取り組みについて、地元産のぶどうの活用による名張のワインプロジェクトの取り組みは必要不可欠。
新会社・國津果実酒醸造所の設立により、山形産と名張産を醸造。山形産は11月16日、発売と同時に完売したが、このワインは本日試飲していただきます。創業、起業、新事業展開への取り組みの中で、長期にわたり伝統の技術や経営を守り、継承してきた長寿企業の表彰と展示を3月2日に開催する。名張の経済は景況調査で改善傾向が4年続き、DI値が前期比9・5ポイント改善、プラス水準となったが、依然不透明な状況だ。地域、まちの再生は急務で、若い人に名張で住んでもらうためには、人口増加対策と経済産業対策など、オール名張で取り組まねばならない。
インフラ整備について、名張市には中部整備局直轄のプロジェクト事業が1件もない。国土交通省の高規格道路がないのは県下14市の内で名張市だけ。道路公団の道路も同様。特に名阪上野インターから名張までの14・2`の4車線化が必要である。名阪道への直接アクセスは、国道422号の三田坂トンネルの事例を見れば、名張から名阪道へ直結することが可能。国道165号線の名張市西部から宇陀市、桜井市の中和幹線までの地域高規格道路の実現を国会議員や県会議員にお願いした。三重県の西の玄関で、名張の玄関である名張大橋と黒田橋の間に道の駅、川の駅を設置することが、名張のまちの課題。(道の駅は全国で1145か所、三重県で18か所)ぜひとも情報発信機能、地域の連携機能、休憩機能、防災機能として、にぎわいの場として、名張のかわまちづくりとして道の駅、川の駅の設置を要望したい。国、県、市、共に協力いただき、存続できる名張へと何卒よろしくお願い致します。
続いて亀井利克市長が「今年はイノシシ年だが平穏無事でありたい。名張市の水は宇陀川の室生ダム、青蓮寺川の青蓮寺ダム、名張川の比奈知ダムで洪水が制御されている。しかし、最近は集中豪雨が多く、川幅を広げる必要があり、まず宇陀川の拡幅、名張川本流の引提(堤防の後退川幅の拡幅)などを予定している。名張産ワインは好評であり、内閣府、中小企業庁と連携協力していきたい」と述べた。
あいさつ後、恒例の鏡割りがあり、川口会頭、辰巳雄哉顧問や来賓が槌を振り下ろした。


オオサンショウウオの聖地紹介

その昔、修験者の修業の場であったといわれる名張市の赤目渓谷。彼らは滝に打たれ、四十八滝入り口にある延寿院を宿坊としていた。天台密教の寺では、草木を食べて山で暮らす千日回峰行が行われていた。滝で修業した修験者を彷彿(ほうふつ)させる名張市郷土歴史博物館企画展・オオサンショウウオの聖地「赤目の峡谷と香落渓」が2月3日まで開催されている。
赤目滝やサンショウウオを紹介、さらに、赤目と香落渓を世に出した「鎌田梁洲」や同人の著書「観瀑図誌」、これを印刷した版木などが展示されている。観瀑図誌の印刷発行は鎌田簗州の門人だった岡村甚次郎が行った。版木は岡村甚次郎の子孫・大甚印刷の岡村家の協力によるもの。
郷土資料館の門田了三氏によると「古くから赤目滝は修験者の山だったが、“滝参り”というのがあり、不動滝までは、来る人もあった。一般に知られたのは鎌田梁州の観瀑誌。そこにある滝の絵は実に精巧に印刷されているが、版木が素晴らしい。印鑑刻の技術で掘られており、名張市の指定文化財になっている」と。
余談話として赤目延寿院の住職によると「忍者が九字に印を切る作法は密教の作法だ。赤目で修業した修験者が忍者になったと考えられる。忍者の元祖は黒田の悪党であり、名張が伊賀流の発祥地だと考えられる」ということだ。