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2019年度 バックナンバー


9月14日(土)付

歌とトークで患者励ます

ヤオヒコ上野店閉店へ

元アナウンサーの清水健さんが9月7日、伊賀市立上野総合市民病院で『トーク&コンサート』を開き、乳がんで妻を失った体験を語って、入院患者約60人を励ました。
清水さんは元読売テレビアナウンサー。平成25年、スタイリストだった奈緒さんと結婚したが、奈緒さんは長男を妊娠中に乳がんと診断され、出産後の27年2月に29歳で亡くなった。
清水さんは28年に社団法人「清水健基金」を設立、入院施設の充実を図る団体に著書や講演の収益を寄付する活動を始めた。29年にはテレビ局を退社し、全国で講演を行っている。

伊賀市上野中町の「上野ふれあいプラザ」で営業する「スーパーヤオヒコ上野店」が9月末で閉店することを市が11日の市議会全員協議会で説明した。市は同施設を解体し新施設を建設する方針で、商業施設や集客施設を検討する。市は13日、地元で説明会を開催した。


9月7日(土)付

なばりのスタディ・チャレンジ

比奈知小がモデル校に

長かった夏休みが終わった。名張市では小中学校19校と幼稚園2園は、例年より3日早い2学期が8月29日から始まった。夏休みの課題を達成した子どもたちの元気な声も学び舎に戻ったが、今年はその様子が違ってみえた。7月31日、名張市は「2019年度全国学力・学習状況調査」(学調)の結果を公表した。これは、市内全小中学校に通う小学6年生と中学3年生を対象に、4月に実施されたもの。当日テストを受けたのは小学6年生617人と中学3年生590人。その結果は市関係者によると、「名張市の中学生の成績は県下では高成績になった。市外の私立中学へ進学した児童を差し引いても、すばらしい」と話している。市教委学校教育室の瀧永伸指導主事から市の取り組みを聞いた。

名張警察署と名張地区交通安全協会は8月29日、「いったん停止した車にお辞儀をする」運動を展開している比奈知小学校をモデル校に指定した。横断歩道を渡る際の生徒の取り組みを評価したもの。横断歩道の手前で、停止した車に生徒が頭を下げ、感謝の気持ちを表して歩道をわたる行動が運転者にも好感をもたれている。


8月31日(土)付

名張商議所らが要望書提出

伊賀市議会タウンミーティング

名張市街地の治水対策と木津川ダム群の洪水調査機能の向上を求め、名張商工会議所と関係自治体は9月21日、木津川上流河川事務所(木屋町)の田中徹所長を訪ね、名張かわまちづくり一体型浸水対策事業整備に関する要望書を提出した。

伊賀市議会は9月24日、市議場で「住みよささが実感できるまちづくり」について、市民と議員が語り合うタウンミーティングを開催、市議と市民43人が意見を交わした。昨年5月に市内各所で実施した議会報告会を見直した意見交換会に続き2回目。参加者はグループに分かれ、それぞれのテーマを選択し議論。AからIまでの9つに別かれたグループに2人の議員が参加、アドバイスを述べ意見をまとめた。参加者の最高齢齢は84歳。


8月24日(土)付

「戦争はいや!平和のつどい」

台風10号で避難準備

戦争体験を語り継ぐ「戦争はいや!平和のつどい」(実行委員会主催)が8月18日、名張市南町の産業振興センターアスピアで開催された。会場には戦時中の写真や教科書、平和への思いを込めた広島、長崎、終戦日をもじった「八月や六日九日十五日」などの書が展示された。特に戦時中の様子をうかがえる「日の丸の旗」に「武運長久」と書かれた寄せ書きが目を引いた。出征兵士のための記念檄(げき)で、知人が武運長久や健闘を祈る文字が書かれている。出征兵士はこれを胴体に巻きつけ肌身離さず身の安全を守ったといわれる。

お盆を直撃した大型の台風10号は、伊賀地方にも交通機関が乱れるなどの被害をもたらせた。伊賀市は8月14日、管内に大雨警報が発令されたのを受け、午後3時12分に災害対策本部を設置、上野図書館やいがまち公民館など21の公共施設を15日休館とした。JR関西本線は亀山〜加茂間の運転を見合わせた。また15日、阿保、上津、博要、矢持、高尾地区の2160世帯、4748人にレベル3の避難準備と高齢者など対象に避難開始を発令、青山福祉センターを避難所と定めた。長田、久米、花ノ木、新居、三田地内は河川増水の恐れがあるため消防団が待機した。


8月10日(土)付

名張市消防団夏期訓練

6競技に25選手出場

令和元年度の名張市消防団夏期訓練が8月4日、鴻之台の市消防本部広場であり、早朝から夏の日差しが照りつける中、人員や服装点検、さらにポンプ操法を争う競技大会などを行い、日ごろの成果を披露した。訓練には市内消防団約260人が参加した。来賓として亀井利克市長や関係者のほか15の地域づくり協議会代表者らが招待された。

8月6日から10日にわたり三重県内と名古屋市で開催する第41回東海中学校総合体育大会を前に、競技代表者が市役所を訪れ、上島和久教育長に健闘を誓った。今大会には個人、団体を含め、柔道、剣道、卓球、陸上、器械体操、水泳の6競技に計25人が出場する。2日の壮行会には17人が出席した。


8月3日(土)付

伊賀市議会・谷口教育長に同意

西山建設らを表彰

伊賀市議会は7月31日、臨時議会を開会、副教育長の谷口修一氏(64)を教育長に選任する人事案を全会一致で承認した。新教育長の任期は8月1日から6月末で、辞任した前教育長の残任期間の2021年3月31日まで。

国土交通省近畿地方整備局木津川上流工事事務所は7月25日、優良工事等施工業者表彰式を行い優良工事業者として西山建設株式会社、優良建設技術者として内外エンジニアリング株式会社と同社の谷山徳二氏を表彰した。


7月27日(土)付

はしご車など11台・伊賀南部清掃工場で火災

修養道場で体験学習

伊賀市奥鹿野の伊賀南部環境衛生組合が運営するクリーンセンターで、7月18日午前10時10分ごろ、不燃ごみ運搬用のベルトコンベアーの積載物から出火、工場棟内のリサイクル施設を焼いた。伊賀市消防本部から消防車やはしご車11台が出動したが、施設内の火事でもあり、消防活動は十分できず、3時20分ごろ消火した。工場内には作業員ら13人が仕事に当たっていたが、全員避難し無事だった。

名張市青蓮寺の地蔵院青蓮寺(耕野一仁住職)で今年も7月23日から28日までの6日間、子ども修養道場があった。百合が丘小学校の児童6人が参加した。


7月20日(土)付

木津川と中小河川の早期改修を

俳句を無形文化遺産に

一級河川木津川流域の洪水被害の軽減を目的とした神戸地区中小河川木津川改修工事促進期成同盟会は7月12日、伊賀市の神戸地区市民センターで総会を開き、川上ダムと木津川河川改修工事の早期完成と着工を求めた要望書を来賓として出席した三重県知事代理・山田伊賀建設事務所長、伊賀市長代理・相川危機管理官に提出した。

俳句にゆかりのある地方35自治体が連携し、俳句の国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)登録をめざす俳句ユネスコ無形文化遺産登録推進協議会の令和元年度総会が7月1日、東京都荒川区日暮里サニーホールであり、事業計画案など5議案を承認した。日本を代表する俳句4協会や関連団体が参加。有馬朗人会長のほか副会長として俳聖・松尾芭蕉を生んだ伊賀市の岡本栄市長も出席した。


7月13日(土)付

地球にやさしいエネルギーは

伊賀線活性化協が総会「伊賀線は住民の宝」

本当に地球にやさしいエネルギーはなにか――。現役歯科医で日本野鳥の会会員として、環境保全の観点から活動を続けている武田恵世さんの講演会「風力発電のホント」(NPO法人伊賀市民会議所主催)が6月23日、伊賀市のゆめぽりすセンター(ゆめが丘1)で開催された。風力発電は本当に環境にやさしいのか、私たちの暮らしに影響があるのか、低周波ってなになど、約30人の参加者らは熱心に効率の悪い風力発電の実態について耳を傾けた。

令和元年度の伊賀線活性化協議会の総会が7月10日、ハイトピア伊賀で開催され、「伊賀鉄道は伊賀市の宝で住民や観光客の足だ」と今後も伊賀鉄道を守る運動を満場一致で確認した。伊賀鉄道側から2018年度の経営状況について、本業の営業損益は6200万円の赤字。名張市の高校が3校から2校に減ったのも影響。自動車通勤の親が高校生を伊賀神戸や学校まで送るケースもあるなど、要因を説明した。


7月6日(土)付

揺れる高校定員

伊賀肉や酒学ぶ

三重県教育委員会が示した令和2年度の県立高等学校募集定員を巡り、名張市議会が提出した意見書が巷(ちまた)を席巻している。県内の高校募集定員が前年度より320人少ないことが発端で、これまでも名張市PTA連合会や小中学校校長会、教職員組合名張支部が連名で県の廣田恵子教育長に要望書を提出している。伊賀と名張両市の公立高校から1クラス削減するという県教委の発表は、関係者らを中心に動揺が広がっている。特に対象となった名張高校OBからは怒りの声が絶えない。

イタリア食科学大学の大学院生らが6月28日、伊賀市と名張市の地酒や牛肉を学ぼうと食品研究に訪れた。来市前の23日来日した学生らは、伊勢市や志摩市などで、高品質の日本ブランド食品の知識を深めた。


6月29日(土)付

中さんに本格ミステリー賞

笹原教育長辞任・自身の体調不良で

名張市蔵持町原出、中相作さん(66)の著書「乱歩謎解きクロニクル」(言視舎)が第19回本格ミステリー大賞評論研究部門を受賞した。受賞式は6月22日、東京であり出席した。本格ミステリー作家クラブが会員投票により、前年の最優秀作品を選ぶ賞で、ほかに小説部門がある。

伊賀市は6月25日、笹原秀夫教育長が今月末で辞職すると発表した。今年4月から体調不良が続いていた同教育長は今月10日午前、会議途中で気分が悪くなり、市内の自宅で休養した後、大阪市の実家へ電車で帰宅。翌11日に大阪市内の医療機関で受診し、3週間の自宅での安静療養が必要との診断を受け、自宅療養に入った。10日余りが経過したが、体調の回復が見られず、深慮の上、現職を続けることができないと判断、辞意を固めた。


6月22日(土)付

名張市議会・一般質問に9議員

小田排水機場で防災

名張市議会第386回(令和元年6月議会)一般質問は6月18日から20日までの3日間行われ、9人の議員が登壇した。初日の18日は不登校の若者支援や中高年の引きこもり、認知症対策、単身世帯の就活支援など、これまで個人問題とされていた案件が提起され、市が対応策を説明した。

出水期を迎え、国土交通省近畿地方整備局木津川上流河川事務所と伊賀市は6月11日、服部川左岸の小田排水機場(伊賀市小田)で合同の災害対策用機械の操作などを扱う水害対策訓練を行った。約40人が参加した。


6月15日(土)付

大丈夫か国土の保全

開発許可と区画整備の重み

日本政府が国有林の立木を民間に売却する「国有林野管理経営法改正案」が6月5日、成立した。全国の国有林で最長50年間、伐採や販売権を民間業者に与えるという法案で、これにより伐採面積は現行の数ヘクタールから数100ヘクタールになり、当面10か所程度を予定しているというが、問題は伐採跡の植林義務を付していないことだ。外材輸入で民有林は荒れ放題の現状。国土の保全は大丈夫か。

伊賀市神戸から名張市美旗に至る県道57号(上野―名張線)の早期実現を目指す、主要地方上野名張線バイパス道路建設促進期成同盟会の総会が5月27日、美旗市民センターであり、関係機関に工事の促進を要望した決議を求め、全員一致でこれを承認した。特に工事が遅れている伊賀市神戸地区の早期実施を求めた。国道422号線から伊賀神戸駅の西側まで新道ができ、神戸―古山線は完成をみているが、この道路と名張市美旗地区の間が不通になっており、総会では早期実現の熱気が伝わってきた。


6月8日(土)付

川上ダム早期建設に向け総会

毎月11日を「横断歩道SOSの日」

伊賀市青山地区で工事が進む川上ダムの建設促進期成同盟会(杣川光孝会長)の総会が5月31日、伊賀市阿保の川上ダム建設事務所ふれあいホールであり、早期完成と要望活動に向けた事業計画を決めた。事業主体の水資源機構は9月に本堤体のコンクリート打設を開始すると発表した。終了後、出席者らは現地を視察、進捗(しんちょく)状況をくまなく見学した。

滋賀県大津市で先月(5月)8日、散歩中の保育園児2人が車にはねられ死亡するという痛ましい事故が発生した。あれから約1か月が経った今月1日には、鈴木英敬知事が現場の状況を視察するなど、事故から子どもを守る対策が日を増すごとに強化されている。では名張市の現状はどうだろうか。現場の保育施設や市の取り組み、警察などを取材した。


6月1日(土)付

「限りなき地方行政」を途絶えることなく

名張市観光協会定期総会

これは元名張市長・永岡茂之氏の市長在任中の回想記、というより行政記録である。赤目の郷土史家として知られた寺田貢氏が、永岡氏の依頼でまとめたもので、タイトルは「五八四〇日の日々」。経年的な市政史ではなく、歩んだ足跡を項目別にまとめ編集。サブタイトルは「限りなき地方行政」。庁内日誌、行政記録などの内容を詳しく、正確に記録している。これまでにも初代市長・北田藤太郎氏の回想談があった。これは元本紙記者の中貞夫氏が回想談を口述筆記したもので、読みやすいものになっていた。永岡氏回顧録を、交友関係、選挙、中央土地区画整備事業など、記者の経験談を補足しながら裏話を交じえ、昭和の政治家・永岡茂之氏の人物像に触れたい。

令和初の名張市観光協会の定期総会が5月27日、名張市防災センターであり、30年度の事業報告や収支決算報告に続き、本年度の事業計画と予算案が上程され承認を得た。また役員改選の提案が出され、女性理事2人の役職が決まった。


5月25日(土)付

働き方改革で条例案

車いす2台を寄贈

名張市は5月21日、市議会総務企画委員会協議会で市職員の時間外勤務に上限を設ける方針を明らかにした。労働基準法改正などによる官民の働き方改革を受けた措置。平成30年度は時間外勤務で月間100時間を超える職員が延べ32人がいたという。時間外勤務の上限を盛り込んだ条例改正案を6月定例会に提出し、可決されれば7月から運用する。計画では職員の時間外勤務を原則1か月45時間以下、年間360時間以下とする。災害時を除き、市議会対応や予算などの業務で忙しい時期も1か月100時間未満、1年720時間以下としている。

缶ビールなどを開栓する際に出るアルミのプルタブを集め、回収業者に売却し、その売上金を社会福祉のために寄付しているパナソニック松友会(滋賀県草津市野路東)が5月21日、伊賀市役所を訪れ、岡本栄市長に車いす2台を贈った。


5月18日(土)付

「文化政策憲法」完成

空き家解体支援

伊賀市文化振興ビジョン検討委員会(中川幾郎委員長、帝塚山大学名誉教授)は5月10日、伊賀市の文化的な背景や課題などの関連事項について確認、検証した市文化振興ビジョンをまとめ、岡本栄市長に答申した。伊賀市が目指す文化振興の方向性を示すもので、これにより市は6月議会へ文化振興条例案として提案する。答申は伊賀出身の松尾芭蕉の俳諧理念「不易流行」にちなみ、市が目指す姿を「不易流行が育む心豊かなひと・まち」とした。基本方針として誰もが文化芸術に触れあえる機会の創出▽子どもたちが文化芸術を体感できる機会の拡充▽施設の整備、有効活用による文化芸術環境の整備▽観光産業との連携による市の文化芸術の全国発信などをあげている。

名張市は5月13日、倒壊の恐れのある老朽化した空き家の解体工事費を補助する制度を6月にスタートする方針を明らかにした。補助は3分の1以内で上限30万円。
名張市内には約4000戸の空き家があり、これまで住民から倒壊や交通傷害などを起こす可能性があるとの苦情が200件以上出されていた。同制度により市は、同制度を利用し解体を後押しする。この日、市役所で開かれた空き家等対策推進協議会で市側から説明があった。


5月11日(土)付

伊賀市の財政は危機状態

全国でも珍しい治水対策

伊賀市ゆめが丘地区住民自治協議会の機関誌「ゆめが丘」(5月1日発行)に伊賀市と名張市の財政を比較した特集記事があり、注目を集めている。「伊賀市の財政はタイタニック号化し、危険な状態にある。一方、名張市は合併特例債がなく苦しい財政だが、緊縮財政で危機を乗り越え、伊賀市より健全!」という内容がそれで、両市の比較を基に解説している。伊賀市の財政は大丈夫か――、編集責任者の竹之矢虎雄会長(74)に話を聞いた。

遊水地とは大洪水時、増水した水の流量を調節する施設で、伊賀では上野遊水地が有名だ。国交省によると「この施設があるのは西日本はもち論、全国的にも珍しい」という。知る限りでは、利根川下流の渡良瀬遊水地(関東地方整備局管内)が大きくて古いのではないだろうか。上野遊水地は長田、木興、小田、新居の4つで洪水の一部を一時的に貯留、治水対策に役立っている。遊水地とは―。

4月27日(土)付

名張市議会報告会

多くの視察団が来所

開かれた市議会を目指す名張市の議会報告会が4月21日、名張市民センター(上八町)で行われ、坂本直司、足立淑絵、山下登、細矢一宏、森脇和コ議員が平成31年度予算と事前に地区から質問があった道路、水路、老人福祉センター跡地活用について説明した。

独居老人など援助を求めている人と、援助できる人が対等な関係で相互に助け合う名張地区の助成団体・隠(なばり)おたがいさんの総会が4月21日、名張公民館で開催された。会員は210人で賛助会員が40人。来賓の亀井利克市長は「隠おたがいさんの地域共生活動は、全国的に有名で地域社会で助け合うシステムが評価されている。少子高齢化社会を迎え、福祉を公に頼るのは財政的に難しくなりつつある。そこで、隠おたがいさんのように、ボランティア中心の地域福祉が注目を浴びており、全国から視察者、見学者が絶えない」と評価。

4月20日(土)付

議員定数22を可決

文化財指定に猛反発

伊賀市議会は4月15日開いた臨時議会で、現在24の議員定数を2議席減らし、22とする条例改正案を賛成多数で可決した。各議員から意見を集めた22日の全員協議会では、定数22とする削減案が過半数を占めており、今回の可決により、同案は即日施行されることになる。

伊賀市議会は4月12日、全員協議会を開き、市教育委員会が旧庁舎を文化財指定にしたことについての報告と、その経緯について説明した。出席議員からは旧南庁舎の解体決議があることから、さまざまな意見が出された。教育委員会が市長と市議会の間で今後の方向が合意していない市庁舎を文化財に指定する説明に強い反発が相次いだ。

4月13日(土)付

恒例の座談会・県議選回顧

5期ぶり悪化傾向

4月7日に投開票された三重県議会議員選挙(定数51)は自民党が公認、推薦した候補者は23人が当選を果たし、公明党の2人などを合わせると県議会は保守主導の体制が固まったといえる。伊賀地域では16年ぶり3つ巴の選挙戦となったが、名張市選挙区は元職の北川裕之氏(無所属、60)と現職の中森博文氏(自民現、65)が当選。両氏はそれぞれ5度目の喜びをかみしめた。伊賀市は自民2、非自民2が激突=B森野真治氏(無所属、49)と稲森稔尚氏(諸現、35)、木津直樹氏(自民現、59)の3人が美酒に酔いしれた。念願だった自民の2議席確保には至らなかった。9日間戦い抜いた各陣営の選挙戦を恒例の記者座談会として回顧した。

名張市商工会議所(川口佳秀会頭)はこのほど、平成30年度下期の名張地区の小規模企業景気動向調査の結果を発表した。景気の現状について、「良い・やや良い」が29.3l(前期33.3l)、「やや悪い・悪い」が29.3l(前期29.4l)となった。DI値は0.0(前期3.9)となり、前期調査時に比べ3.9ポイント悪化、景気は5期ぶりに悪化傾向の結果となった。

4月9日(火)付

16年ぶりの選挙戦も体制変わらず

かけひき続く市長と伊賀市議会

春の統一地方選挙は4月7日、三重県知事選と県議選があり、伊賀地域では即日開票が行われた。知事選は無所属で現職の鈴木英敬氏(44)=自民、公明推薦=が、大半の予想通り、無所属で新人の鈴木加奈子氏(79)=共産推薦=を破り、3選を果たした。一方、県議選は午後11時ごろにはほぼ当確が決まり、各選挙事務所では深夜にかけ、バンザイコールが鳴り響いた。

伊賀市の岡本栄市長は旧南庁舎関連予算を巡り、市議会と軋轢(あつれき)が生じている。3月22日の最終日にあたる本会議では、平成31年度の一般会計当初予算案と補正予算案が賛成多数で可決されたものの、同予算には12日に否決された旧南庁舎関連費は削除されていた。にぎわい創生≠ニして岡本市長が提案した旧南庁舎を活用した複合施設の関連予算の執行は、今回も遠のくばかりとなり、市民から早期解決の声が日増しに高まっている。

4月1日(月)付

伊賀、名張選挙区とも少数激戦の9日間

キャンプ場の魅力を・地域づくりと協定調印

知事選に次ぐ県議会議員選挙が29日告示された。三重県議選の名張市選挙区(定数2)は予想通り元職の北川裕之氏(60、無所属)と中森博文氏(65、自民)、森口あゆみ氏(53、維新)の3人が受け付け開始と同時に立候補を届け出、16年ぶりの選挙戦に突入した。一方、伊賀市選挙区も同定数3に対し川野伸也氏(42、自民)と元職の森野真治氏(49、無所属)、木津直樹氏(59、自民)、稲森稔尚氏(35、無所属)の4人が立候補を届け、定数3に対し1人が涙をのむ戦いがスタートした。各候補者は選挙にカーに同乗し、一斉に桜の開花がみられた街頭へと繰り出した。7日午前8時から伊賀市は99か所、名張市33か所で投票が行われ、ゆめが丘のゆめドームうえの(伊賀市)と夏見のHOS名張アリーナ(名張市)で開票され、同11時ごろには新県議が誕生する。

名張市は赤目四十八滝キャンプ場の管理運営を地元の民間団体に委託し、民営化する方針をかため、今月設立した赤目まちづくり委員会の「一般社団法人滝川YORIAI(よりあい)」と26日、亀井利克市長、亀本和丈会長ら出席の下、管理・運営及び観光地域づくり協定を結んだ。住民らが中心になってキャンプ場を通じて赤目の魅力を発信し、地域活性化の拠点にするのが狙い。4月1日には新体制によるオープニングセレモニーを行う。

3月25日(月)付

舌戦 公開討論会

文化庁が表彰

第19回統一地方選挙が21日、告示された。幕開けとなる三重県知事選挙には無所属新人で元玉城町議の鈴木加奈子氏(共産推薦)と3選をめざす無所属で現職の鈴木英敬氏(自民、公明、新政みえ推薦)が立候補。それぞれが4月7日の投開票に向け連日熱い戦いを繰り広げている。一方、県議会選挙は29日告示される。伊賀市では定数3に4人、名張市では16年ぶりの選挙戦となり、定数2に3人が挑む戦いとなる。そんな中、県議選を控え、伊賀市と名張市の青年会議所(JC)は低迷する投票率に歯止めをかけようと、前回に引き続き公開討論会を開いた。

上野天神祭のダンジリ行事がユネスコ無形文化遺産に登録されたことで、上野文化美術保存会の八尾光佑会長(82)が文化庁長官表彰状をうけ、市役所で19日、伊賀市の岡本栄市長と笹原秀夫教育長に喜びを報告した。長年にわたり、全国の山鉾(やまほこ)屋台行事の保存伝承に尽力し、国の文化財保護に多大の貢献と功績が認められた。

3月16日(土)付

増加する名張市の世帯数

災害時相互応援協定締結

人口減少問題が叫ばれて久しい日本。その減少ペースに歯止めをかけるには至ってはいない現状が続いているが、地方都市にとっては死活問題といえる。名張市の舵取りを託された亀井利克市長は、ことあるごとに人口問題をとりあげ「平成12年のピークから減少してきた名張市の人口だが、伊賀市や周辺の町村から転入する人が増え、世帯が増えている。名張の子育てと教育に期待してのものだ」と、その成果を強調している。では、世帯数は増えたのか、人口動態と年齢階層別の転入・転出者推移と合わせて調べた。

伊賀市社会福祉法人連絡会は3月3日、伊賀市ゆめが丘のゆめぽりすセンターで地震などの自然災害や火災で被害を受けた場合、迅速に助けあう災害時相互支援協定を締結し調印式を行った。

3月9日(土)付

「5パーセント削減は当然」

長寿企業47社を表彰

名張市議会は3月1日、議員報酬を4月から2年間、5パーセント削減する条例案を議員提案で上程し、全会一致で可決した。名張市は財源不足から固定資産税に上乗せする都市振興税を28年度から5年間徴収している。これに伴い、これまで議員報酬も5パーセント削減していたが、4月の改選で白紙に戻ったため、今回改めて福田博行議員、吉住美智子議員が提案した。賛否の意見があったようだが、民間から都市振興税を徴収している間はやむを得ないとの意見が強く、今回の提案に踏み切った。

名張市で100年以上事業が続く企業努力を讃(たた)えた名張商工会議所主催の長寿企業セレモニーイベントが2日、南町の産業振興センター・アスピアで開催された。創立60周年事業の一環で、47社の代表者らが出席した。継続企業の事業活動を支援し、地域の活力を向上させるのが狙い。

3月2日(土)付

史跡公園化実現へ

日本遺産シンポジウム in 甲賀

伊賀市北部に立地する史跡伊賀国庁跡。国庁は古代伊賀国の役所跡で、奈良時代から平安時代にかけ、朝廷は全国に国司を派遣、国庁を置き統治をした。そんな国庁跡を史跡公園にする計画が進んでいる。伊賀市教育委員会によると、公園化への設計案がこのほどまとまり、国庁の正殿、前殿、脇殿などの建物の位置が分かる史跡公園を造る計画だという。「近い将来は遠い時代を想(おも)いにふけりながら散策ができる」と期待が寄せられている。

日本遺産シンポジウム(忍びの里伊賀甲賀忍者協議会、甲賀市、伊賀市など主催)が2月23日、甲賀市甲南町の甲南情報交流センター「忍の里プララ」であり、「伊賀者・甲賀者考」で知られる三重大学の藤田達生教授や「忍びの日」や「村上海賊の娘」で有名な小説家・和田竜平氏らが家康決死の逃避行について熱く語った。「忍びの国」と「神君伊賀(甲賀)越え」にスポットが当てられたシンポジウムは「徳川家康が本能寺の変を堺で知り、急きょ、堺から河内、近江、伊賀を抜けて岡崎に帰れたのは、甲賀と伊賀の忍者が陰で支えたからだ」という歴史物語に関した議論が展開された。

2月23日(土)付

南庁舎改修費盛込む

新桔中に5億6千万

伊賀市は2月19日、平成31年度一般会計当初予算を発表した。一般会計は前年度に比べ6億6千万円少ない446億7446万円、1.5パーセント減となる。26日開会の3月議会に提案する。四十九町での新庁舎工事完了などで、31年度予算には閉庁した旧庁舎(南庁舎)改修関連費9189万円も含んでいる。同費用は昨年9月議会に提案、否決された予算案とほぼ同額。

名張市は2月22日、ハード、ソフト面を含めた中学校の大規模改良事業をはじめとした平成31年度の新規事業を発表した。特に旧県立桔梗丘高校を活用した(仮称)新桔梗が丘中学校開校のための改修事業は、学校施設環境改善交付金や起債、一般会計合わせ5億6926万円を盛り込んだ。このほか、地域生活支援として自地域へ移設のための安心生活支援事業、起業やその事務所開設などの支援事業、忍者ツーリズム創造事業、未来へつなぐ学びを目的としたコミュニティスクール事業、ふるさと学習を進めるふるさとなばり推進プロジェクト事業の5つのソフト事業をあげている。

2月16日(土)付

最高裁で逆転判決

各地でタウンミーティング

名張市議会の柏元三議員(75)が行政視察を欠席したことにより、市議会から不当な厳重注意を受け、名誉を傷つけられたとして、市に500万円の賠償を求めた裁判で、最高裁判所は「議会の内部規律の問題にとどまる限り、議会の自律的な判断に委ねるのが適当である」として、2審判決を破棄し、柏議員の訴えを退ける逆転判決を下した。

伊賀市は2月13日、ハイトピア伊賀で旧市町単位で住民自治協などを対象に当面のまちづくりについて意見交換を行うタウンミーティングを実施した。主なテーマは新市建設計画の変更、キラッと輝け地域応援補助金、庁舎移転後の市街地のにぎわい。1月28日の青山町から7回を計画している。

2月9日(土)付

最高裁判決確定へ

「忍者市駅」で観光PR

視察旅行を巡り名誉毀損を受けたとして、名張市(名張市議会)に慰謝料を求めた柏元三議員(無会派、2期、74)の最高裁判決が2月14日、名古屋最高裁で確定する。1審の津地裁は柏議員の申し立てを棄却、2審の名古屋高裁では柏議員が勝訴し、名張市は同議員に50万円の慰謝料を支払うべしとの判決が下された。名張市議会はこれを不服として最高裁へ上告、その結審が来週出されることになる。判決を待つ柏議員は勝訴を信じているようだが、「判決が出るまでは何ともいえない」と予断を許さない。名張市は同日午後5時から市庁舎で判決内容と今後の対応について説明する。

忍者市宣言2周年目を迎えた伊賀市は2月22日から伊賀鉄道上野市駅(上野丸之内)に「忍者市駅」とする表示板を掲げ、伊賀忍者の古里として広くPRをする。伊賀線にも「忍者線」と愛称をつけ、当日には忍者都市宣言記念列車を臨時運行する。乗車賃は3000円で、乗車は予約制。4日から受け付けており、定員は30人、15日正午締め切る。

2月2日(土)付

先人達の知恵で矢川井堰

伊賀市議員有志・にぎわい考え議員連盟

通称、熊岩隧道(すいどう)。明治初期、名張市の矢川住民らの協力で完成した農業用水トンネル矢川隧道は、別名熊岩隧道とも呼ばれ、その完成を讃える記念碑が矢川の踏切(近鉄大阪線)の脇に大きな石碑として残っている。隧道は第2次世界大戦前の呼び名で、現在のトンネルと同じ意。古い建設物には、トンネルの名に隧道とされていることがあり、これは、その名残。今も静かに佇(たたず)むこの水道碑にまつわる苦労話を、地元矢川の山村凖さん(85)から話を聞いた。

伊賀市の南庁舎の利活用を巡り、伊賀市議会の有志議員13人が伊賀市のにぎわいを考える議員連盟を立ち上げハイトピア伊賀で1月24日、設立総会を開いた。市が示した旧庁舎の整備計画に反対している市議が招集したもので、会の目的を「市街地の活性化と周辺地域の連携で伊賀市のにぎわいの実現をめざし、市内全体の観光連携、誘客機能の強化を目指す」としている。

1月26日(土)付

いつまで続く泥試合

名張市と伊賀生コン協組が締結

伊賀市の岡本栄市長と市議会の旧庁舎を巡る対立が収まりをみせない。市庁舎移転後の旧庁舎(南庁舎)を保存して集客交流施設を造りたいと考える岡本市長と、旧庁舎は解体して目的に合わせ新築すべきだと考える市議会の争いが要因だとみられる。対立の極みが昨年12月議会、市長に対する不信任案上程となった。採決の結果、特別議決案であったことから、4分の3以上の賛成が必要なため、可決には至らなかったが、実質的には過半数の議員が不信任に投じた。そんな中、経済界からも新年祝賀会で懸念の声が出始めた。いつまでも続く泥試合、解決の道はあるのか、考えた。

名張市は1月21日、伊賀生コンクリート協同組合と災害時に必要な用水を確保する協定を締結した。直下型地震などによる水道断水や、消火栓の配置が不十分な山間部に対応する。さらに広範囲な山林火災など、水源の確保が難しい場合を想定している。さらにコンクリートミキサー車のタンク内を洗浄した後、水を汲み入れ、火災現場付近に消防が設置する水槽などの消火用水として、用水確保を目的としている。

1月19日(土)付

小中一貫校構想撤回

地域共生社会語る

名張市教育委員会は1月15日、市議会全員協議会で県立名張桔梗丘高校跡地に蔵持、桔梗が丘地区の小学校卒業生が通う中学校を開設すると発表した。来年度までの小中学校の統廃合と校区再編計画の修正を示したもので、対象は蔵持、桔梗が丘、桔梗が丘南、桔梗が丘東小学校の4つの小学校卒業生。小中一貫校「(仮称)桔梗学園計画」を撤回し、来年4月には「(仮称)新桔梗が丘中学校」を開校する。これにより、蔵持、桔梗が丘地区の中学生は一つの学校に通学することになった。

三重県の鈴木英敬知事と亀井利克名張市長の「1対1の対談」が1月16日、名張市武道交流館いきいきで開かれた。「地域共生社会の創造」と題して意見交換が行われ、約200人の市民らが聴き入った。対談は8回目。今回は「2040年を見据えて〜地域共生社会の創造〜」がテーマで、広域行政のあり方や地域活動を通じての健康づくりなどについて話し合った。

1月12日(土)付

子育て教育充実へ

岡本市長不信任案否決

名張市の亀井利克市長と川合滋市議会議長は1月8日、市庁舎で新春記者会見を行い、今年の課題や施策について語った。亀井市長は名張市が今年、市政施行65周年を迎えることから、「これまでの成果が実を結ぶ1年にしたい」と抱負を述べ、子育て支援や教育環境の充実など、地域共生社会に向けた名張市の政策を説明した。

伊賀市議会は12月定例会最終日の25日、南庁舎整備予算案に反対する議員から出された岡本栄市長に対する不信任決議案を否決した。「市長の市政運営について独善的で議会軽視だ」などとした不信任案だが、可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要なため、賛成不足で可決に到らなかった。

1月1日(祝)付

県議選・吹き荒れるか春一番

市長・市議選同日執行か

「ペンは剣よりも強し」。これは、武力より文通を通じて表現される思想や、文学の力の方がもっと強いパワーと効果を発揮するという、もはやすり切れそうに古ぼけたことわざである。同じパターンの名文に「投票は弾丸より強い」がある。その読み人は、第16代の米国大統領、リンカーンというのも有名。「人民の人民による、人民のための政治」こそ民主主義の真髄だと宣言し、対英国戦争を勝利に結びつけた、あのリンカーンである。さて、新しい年が明け、名張市民にとっては、目下の最大関心事は4年ぶりに実施される第17回名張市長選挙。すでに立候補の名乗りをあげているのは森脇和コ氏(44、桜ヶ丘)一人。現職の亀井利克市長は恒例の後援会の「新春の集い」で、自身の出馬を表明するとみられる。さらに非自民系からの立候補の動きもあり、近々出馬に踏み切る予定だ。

2018年、平成30年。新しい年が明けた。今年の名張市は選挙ムード一色に染まる。市長選挙は4月8日告示、15日投開票。真夏の8月は市議会選挙があり、4年に1度、市民の審判が下される。昨年10月、市議会役員改選で、福田博行氏(清風ク、66)が議長選に市長・市議会同日選挙を公約にあげ、3度目の議長に就任した。あれから3か月。公約実現へ話が進んでいるのか。一方の現市長に新人が挑むであろう市長選は、水面下で活発な動きをみせており、2人目、3人目の候補者の出現も「時間の問題だ」とされる。果たして同日選挙は間に合うのか、それとも・・・。